2021年9月、グローバル人材の求職者動向はほぼ全職種で増加傾向

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日本国内で9月30日に緊急事態宣言が解除され、新型コロナウイルス感染の予防対策を実施しながら、転職イベントのようなオフラインの採用活動も、徐々に計画され始めています。求職者の間では、オンラインを活用した転職活動も定着してきておりますが、最新のグローバル人材の動向はどうなっているでしょうか?

※英語・日本語共にビジネスレベル以上の人材に絞った【Daijob.com登録者で求人応募歴あり、スカウト「興味あり」返信歴あり】の動向

【主なトピック】
・11職種が活発化
・「電機・機械」が2ヵ月連続で活発化

11職種が活発化

8月は半分の職種で鈍化傾向が見られましたが、9月は「サービス/リテール系」(-2.5%)を除いて、すべての職種が活発化しました。特に、「教育/トレーニング/語学系」(+44.9%)と「金融/保険/不動産系」(+31.8%)は大きく増加しました。

「電機・機械」が2ヵ月連続で活発化

ほぼ全職種で活発化した前月比とは対照的に、ほとんどの職種が減少傾向となりました。その中でも、「電機・機械」(+8.3%)は前月の(+37.5%)に続いて今月も活発化しています。昨今のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の影響があり、生産性を上げるための取り組みが増えていることが原因と考えられます。

 

コロナ以前からの傾向通り、9月は求職者の動向が大幅に活発化しました。今後、行動制限が緩和されるに伴い、今後は通年以上に求職者動向が活発化する可能性もあるため、Daijob.comでは引き続き求職者動向レポートを発信していきます。