2015年1月 グローバル転職求人倍率1.00倍

職種別では「総務/人事/法務」、業種別では「製造業」、どちらも8ヵ月連続高倍率

ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comを展開するダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠原 裕二)は、2015年1月末時点のグローバル転職求人倍率(※)をまとめました。

※グローバル転職求人倍率:2ヵ国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ転職希望者の需要バランスを算出したもの。<転職求人倍率=求人数÷転職希望者数>

 

◆職種別グローバル転職求人倍率
2015年1月度職種別グローバル転職求人倍率
グローバル転職求人倍率を職種別に見てみると、前月に引き続きトップは「総務・人事・法務」で4.33倍、前月比2.74ポイント減少。次いで「財務・会計」が2.96倍、前月比2.11ポイント減少。「建築/土木/設備/不動産技術系」が2.86倍、前月比0.14ポイント減少と、上位3職種とも倍率は前月比減少しました。
 「総務・人事・法務」は、引き続き高倍率で8ヵ月連続TOP3入り。継続して求人数が多い「人事採用」や「法務コンプライアンス」といったポジションに加えて、1月は「人事制度構築」が前月比3倍の求人数に増加しました。2014年7月以降、22職種中上位3職種において倍率が3.00倍を下回らず、職種による倍率の高低差が高い状態が続きましたが、今月はTOP3の内2職種で3.00倍を下回り、職種別の倍率の高低差が緩やかになりました。
 
◆業種別グローバル転職求人倍率
2015年1月度職種別グローバル転職求人倍率
グローバル転職求人倍率を業種別に見てみると、「製造業」1.64倍、0.21ポイント減少、「情報通信業」が1.64倍、0.39ポイント増加でトップとなりました。
また、「金融業/保険業」が1.17倍、前月比0.42ポイント減少で着地しました。「製造業」においては、2014年6月以降8ヵ月連続高倍率TOP3入りとなり、1月は「製造業」15分野中(※)12分野で求人数、転職希望者数が増加しました。

※製造業に含まれる15分野:機械メーカー、半導体・電気・電子部品メーカー、電気・家電メーカー、繊維メーカー、製薬メーカー、精密・測定機器メーカー、食品メーカー、消費財/FMCGメーカー、自動車・輸送機器メーカー、高級消費財、化粧品メーカー、医療機器メーカー、コンピュータ・OA・通信機器メーカー、産業機器・重電・設備メーカー、その他製造業
 

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