2014年12月 グローバル転職求人倍率1.13倍

職種によって倍率の高低差が引き続き拡大、「総務/人事/法務」は過去最高倍率

ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comを展開するダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠原 裕二)は、2014年12月末時点のグローバル転職求人倍率(※)をまとめました。

※グローバル転職求人倍率:2ヵ国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ転職希望者の需要バランスを算出したもの。<転職求人倍率=求人数÷転職希望者数>

 

◆職種別グローバル転職求人倍率
2014年12月度職種別グローバル転職求人倍率
グローバル転職倍率を職種別に見てみると、「総務・人事・法務」が7.07倍、前月比2.83ポイント増加でトップ。次いで、「財務・会計」が5.07倍、前月比2.0ポイント増加。「電機(電気・電子・半導体)技術系」が3.57倍、前月比1.75ポイント増加で着地しました。
「総務・人事・法務」は7ヵ月連続TOP3入りで、12月度は過去最高倍率を更新、採用関連職種のニーズは引き続き高い状態が続いています。同様に、「財務・会計」の経理関連の職種も年間を通じて採用ニーズは高く、12月度に至っては該当する転職希望者の減少が高倍率の要因となりました。「電機(電気・電子・半導体)技術系」も過去最高倍率となり、職種における需要バランスの高低差は、引き続き高い状態が続くのではないかと考えられます。

◆業種別グローバル転職求人倍率
2014年12月度職種別グローバル転職求人倍率
グローバル転職倍率を業種別に見てみると、「卸売業・小売業」が1.93倍、前月比1.21ポイント増加しトップ。「製造業」が1.85倍、前月比0.53ポイント減少、「金融業、保険業」が1.59倍で0.35ポイント減少しました。
「製造業」においては、2014年6月以降連続して高倍率TOP3入りとなりました。中でも「自動車・輸送機器メーカー」は、年間を通じて採用ニーズの高い状態が続いています。
12業種中9業種の倍率が前月と比べ減少しており、2013年8月以降初めて、TOP3の業種が2.0倍未満となりました。
 

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