化学・石油メーカー求人数過去最高

2015年5月 グローバル転職求人倍率1.00倍

ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comを展開するダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:篠原 裕二)は、2015年5月末時点のグローバル転職求人倍率※をまとめました。

※グローバル転職求人倍率:2ヵ国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ転職希望者の需給バランスを算出したもの。<転職求人倍率=求人数÷転職希望者数>

 
◆職種別グローバル転職求人倍率
2015年5月度職種別グローバル転職求人倍率

グローバル転職求人倍率を職種別に見てみると、トップは「総務/人事/法務」で前月比2.85ポイント増加の4.61倍となりました。次いで「電機(電気/電子/半導体)技術系」が4.29倍、前月比2.29ポイント増加。「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」が3.38倍、前月比2.08ポイント増加となりました。
4.0倍を超える高倍率だった「電機(電気/電子/半導体)技術系」は2014年12月以来5ヵ月ぶりのTOP3入り、また、3.38倍の「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」についても、2014年11月以降6ヵ月ぶりのTOP3となりました。両職種に共通して、該当する職種を経験した転職希望者が前月比半数以下に減少していることが高倍率の原因と考えられます。

◆業種別グローバル転職求人倍率
2015年5月度業種別グローバル転職求人倍率

グローバル転職求人倍率を業種別に見てみると、「電気・ガス・熱供給・水道業」3.00倍、前月比1.13ポイント増加でトップ、次いで「農林水産・鉱業」が2.83倍、前月比1.54ポイント増加となりました。また、「医療、福祉」が2.50倍、前月比1.51ポイント増加しました。
 「医療、福祉」が2013年8月以降 過去最高の倍率で初めてTOP3入りしたのは、対象となる転職希望者が前月比で半数以下に減少していることが原因であると考えられます。逆に「農林水産・鉱業」に関しては、特に化学・石油メーカーにおいて求人数が過去最高、前月比で倍増したことが原因で、2.0倍を超え2014年11月以降6ヵ月ぶりのTOP3となりました。

○ 詳しいレポートはコチラ → 2015年5月度グローバル転職求人倍率