2018年5月 グローバル転職求人倍率1.85倍
※グローバル転職求人倍率:2カ国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ求職者の需給バランスを算出したもの <転職求人倍率=求人数÷求職者数>
2018年5月のグローバル転職求人倍率は、前月より0.26ポイント高い1.85倍となりました。前年同月の1.24倍と比べると0.61ポイント上昇しており、前年の同じ時期よりも求職者に有利な市況となっています。求人倍率が前年同月を上回るのは昨年10月から8カ月連続で、売り手市場の継続がうかがえます。
グローバル転職求人倍率を業種別に見ると、TOP3は「製造業」、「農林水産・鉱業」、「情報通信業」となりました。
求人数は前月と比べて、「卸売業,小売業」、「宿泊業,飲食サービス業」、「金融業,保険業」、「運輸業,郵便業」、「情報通信業」、「サービス業」、「農林水産・鉱業」の7業種にて増加しました。
また求職者数は前月と比べて、「卸売業,小売業」、「建設業,不動産業,物品賃貸業」、「医療,福祉」の3業種で増加が見られました。
グローバル転職求人倍率を職種別に見ると、TOP3は「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」、「電機(電気/電子/半導体)技術系」、「総務/人事/法務」となりました。
求人数は前月と比べて、「IT技術系」、「財務/会計」、「総務/人事/法務」、「カスタマーサービス」、「営業」、「コンサルティング」、「ホテル/レジャー/外食系/旅行」、「金融/銀行/証券/保険関連」、「クリエイティブ(インターネット関連)」、「クリエイティブ(広告/出版/放送/映像関連/その他)」の10職種で増加しました。
また求職者数は前月と比べて、「IT技術系」、「機械(自動車/プラント/精密機器)」、「営業」、「医療/福祉/介護」、「金融/銀行/証券/保険関連」、「クリエイティブ(インターネット関連)」の6職種で増加しました。