2022年7月、グローバル人材の求職者動向は5職種で活発化傾向

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 厚生労働省から発表されている有効求人倍率は、2021年12月から増加傾向が続いており、日本国内の人材市場は引き続き活発化しています。オミクロン株の影響で実施されている日本政府の水際対策が、2022年7月27日に更新されたことを受けて、渡航の条件も緩和されてきており、明るい兆しが見えています。それでは、7月の‟グローバル人材の動向(※)” について、お伝えいたします。

※英語・日本語共にビジネスレベル以上の人材に絞った【Daijob.com登録者で求人応募歴あり、スカウト「興味あり」返信歴あり】の動向

【主なトピック】
・7月の前月比は5職種で活発化傾向
・前年同月比は全体的に鈍化傾向が続く中、「教育/トレーニング/語学系」は大幅に増加傾向

7月の前月比は5職種で活発化傾向

 6つの職種が活発化傾向にあった6月と比べて、7月は、こちらの5職種のみが活発化傾向となりました。「IT関連」(+11.4%)、「電機・機械」(+2.8%)、「アドミン系」(+5.1%)、「金融/保険/不動産系」(+1.7%)、「サービス/リテール系」(+3.8%)。「IT系」「アドミン系」は2ヵ月連続で増加しています。

前年同月比は全体的に鈍化傾向が続く中、「教育/トレーニング/語学系」は大幅に増加傾向

 前年同月比は5月から、引き続き全体的に鈍化傾向となりましたが、それに反して、「教育/トレーニング/語学系」(+53.5%)は、大幅な増加傾向が続いています。

 前年同月比の中で、「教育/トレーニング/語学系」が、特に目立つ動向になっており、2022年1月から活発化傾向が続いています。英語ネイティブ人材の採用が進んでおり、語学スクールとDaijob.comとのマッチング率の高さが、顕著に表れています。