2024年6月、グローバル人材の求職者動向は、全体的に活発化、「アドミン系」24.1%に続き、2職種が10%以上のプラス

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7月5日、東京商工リサーチは「人手不足」関連倒産のデータを発表。2024年上半期(1-6月)の「人手不足」を一因とする倒産は145件(前年同期比116.4%増)と急増しており、現状のペースで進むと、年間最多の2023年(158件)を抜くことはほぼ確実だという。産業別では、サービス業他の46件(前年同期比155.5%増)が最多のようです。(※1)
観光・飲食サービス産業は、依然として盛り上がりを見せる中、人材確保がますます難しくなっています。そういった声を受け、弊社では9月13日、ホスピタリティ業界に特化したキャリアフェアの開催を決めました。それでは、2024年6月の“グローバル人材の動向(※2)” はどうなったのか、見ていきましょう。

※1 株式会社東京商工リサーチ『2024年上半期「人手不足」関連倒産145件 調査開始以降で最悪ペース、年間最多を更新の可能性も』(2024年7月5日)参照
※2 英語・日本語共にビジネスレベル以上の人材に絞った【Daijob.com登録者で求人応募歴あり、スカウト「興味あり」返信歴あり】の動向

【主なトピック】
・前月比は全体的に活発化、「アドミン系」24.1%に続き、2職種が10%以上のプラス
・前年同月比も全体的に活発化、「サービス/リテール系」「金融/保険/不動産系」は30%以上と大幅プラス

前月比は全体的に活発化、「アドミン系」24.1%に続き、2職種が10%以上のプラス

5月に引き続き、「アドミン系」(+ 24.1%)、「IT関連」(+12.5%)をはじめ、全体的に活発化しました。他方、5月は好調だった「営業」(-16.8%)、「コンサルティング」(-13.0%)においては、マイナスに転じました。

前年同月比も全体的に活発化、「サービス/リテール系」「金融/保険/不動産系」は30%以上と大幅プラス

5月に引き続き、全体的に活発化しました。「サービス/リテール系」(+ 31.8%)、「金融/保険/不動産系」(+ 31.7%)、「エグゼクティブ/経営」(+ 29.9%)、「クリエイティブ」(+ 21.4%)が大幅に活発化。「クリエイティブ」においては、5月同様、大幅にプラスとなりました。一方、「教育/トレーニング/語学系」は、2023年11月から引き続き鈍化傾向が続いてます。

5月同様、6月も全体的に活発化しました。採用側は、4月スタートの新卒やキャリア採用者への対応がひと段落し、下半期の事業体制を検討開始、9月入社の募集を始めたため求人数が増加。また、求職者側は、夏のボーナス受給し、採用活動が本格化したことが活発化した主な理由と考えられます。そろそろ、夏休み休暇をとる方もいるのではないでしょうか。優秀なグローバル人材を逃さないように、お休み前までに、対策や準備を進めておきましょう。

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