Daijob.comでは、10月の調査に続き、外国籍登録者を対象に「外国人材の日本での仕事観とキャリアに関する実態調査 vol.2」を公開しました。外国籍人材の68.6%が「日本で長期的にキャリアを構築したいと考えている」と回答。また、【日本以外で働くことを検討している国・地域】は「アメリカ合衆国」と「日本以外は考えていない」が同率1位という結果となりました。
ただ、日本の平均年間賃金は、2022年のOECD加盟国平均である53,416ドル(約582万円)を大きく下回り、41,509ドル(約452万円)と、38ヵ国中25位に位置しています。アメリカと比較すると、日本(4.15万ドル)はアメリカ(7.75万ドル)のおよそ半分です。
日本では給与水準の向上が他国に比べて遅れており、働くメリットが小さいと言われますが、調査では「治安の良さ」を理由に日本を選ぶ人も多いことがわかりました。情勢が不安定な国がある中で、事件に巻き込まれるリスクが他国より低く、不安なく暮らせる点は大きな魅力です。この強みをフックに、さらに優秀な外国籍人材らが日本に流れることを期待したいところです。
それでは、2024年11月の“グローバル人材の動向(※1)” はどうなったのか、見ていきましょう。
※1 英語・日本語共にビジネスレベル以上の人材に絞った【Daijob.com登録者で求人応募歴あり、スカウト「興味あり」返信歴あり】の動向
・前月比は全体的に鈍化、「電機・機械」のみ21.7%と活発化
・前年同月比は全体的に活発化、「電機・機械」は100%の大幅プラス化
前月比は全体的に鈍化、「電機・機械」のみ21.7%と活発化
前年同月比は全体的に活発化、「電機・機械」は100%の大幅プラス化
前月比は、9月・10月、活発化した職業が多く見られましたが、今月は全体的に鈍化しました。年間を通して、11月は、新規求人数は落ち着き、求職者の活動も年末に向かうにつれて、閑散期となります。ですが、年内に次の転職先を見つけたいと考える求職者は少なくありません。また、冬の賞与支給後を見据え、転職活動を始める方も増加します。この時期に、他社との差別化を図り、求職者に効果的にアピールする方法についてお悩みでしたら、ぜひ一度弊社へご相談ください。
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