2020年8月、グローバル人材の求職者動向は前月比・昨年比共に鈍化

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例年この時期に、人事の方は秋入社の対応や年内を目標とした採用戦略などで、忙しくなると思いますが、採用状況はいかがでしょうか? 前月(7月)は、ほとんどの職種で求職者の動きが活発化していましたが、8月のグローバル人材の求職者動向※は、前月から大きく変化しています。

※英語・日本語共にビジネスレベル以上の人材に絞った【Daijob.com登録者で求人応募歴あり、スカウト「興味あり」返信歴あり】の動向

【主なトピック】
・8月は全体的に鈍化
・昨年よりも3職種で活発化

8月は全体的に鈍化の傾向

前月の7月は、多くの職種で20%以上も活発化していたこともあり、8月は全体的に鈍化の傾向にあります。前月比でアップしているのは、7月で鈍化していた2職種「コンサルティング」(+9.5%)と「教育/トレーニング/語学系」(+12.9%)になります。

2020年8月の職種別「求職者数」動向比較(前月比)

昨年よりも3職種で活発化

昨年の8月と比較すると、3職種「営業」(+7.4%)、「マーケティング/PR」(+2.7%)、「サービス/リテール系」(+5.7%)が活発化しています。先月7月も、この3職種は昨年よりも活発化の傾向が見られました。

2020年8月の職種別「求職者数」動向比較(前年比)

1年間を通したグローバル人材の求職者動向は、例年通りであれば9・10月に向けて徐々に増加していきますが、今年の8月は7月の増加傾向からいったん減少傾向となりました。現在、新型コロナウイルスの影響で国を越えての渡航がまだまだ難しい状況のため、国内在住のグローバル人材を求める企業の方が多いですが、Daijob.comの登録者は73%以上が日本国内在住者です。(※2020年8月現在)日本国内で人材採用を完結させたい採用担当者は、ぜひ一度ご相談ください。