攻めの採用に大活躍 優秀な人材が集まるDaijob.com

トランスパーフェクト・ジャパン合同会社
2017.11.09


トランスパーフェクト・ジャパン合同会社
シニアリクルーター 加藤 友美子 氏(写真:左)

社名 トランスパーフェクト・ジャパン合同会社(TransPerfect Japan G.K.)
所在地 〒163-1127
東京都新宿区西新宿6-22-1 新宿スクエアタワー27F
業種 言語ソリューションプロバイダー。
日本語と多言語のコンテンツを中心とした翻訳、ウェブサイトローカリゼーション/開発、デスクトップパブリッシング、テクニカルライティングなど。
エリア 東京
企業紹介 言語サービスとテクノロジーソリューションを提供する言語&ビジネスサービスプロバイダー、トランスパーフェクトの日本法人。
1992年、リズ・エルティング氏とフィル・ショウ氏の2人によって、ニューヨーク大学の学生寮の一室から始まったトランスパーフェクトは、現在、世界に90以上の拠点と4,000名以上の社員を抱えるグローバルな企業グループへと成長。高度な翻訳技術を伴う言語サービスと最新のテクノロジーを組み合わせ、時代の変化に対応したソリューションを提供する同社は、多くのプロジェクト実績や受賞歴を誇り、業界を常にリードしている。
採用職種 翻訳プロジェクト・コーディネーター
営業 – アカウント・マネジャー
ご利用いただいたサービス Daijob.com

「世界各地のビジネスをグローバル市場につなぐお手伝いをしたい」。1992年、リズ・エルティング氏とフィル・ショウ氏によって創業されたトランスパーフェクト様。単なる翻訳にとどまらないコンサルティングアプローチ、品質にかける情熱は顧客の信頼を集め、今や世界に90以上の拠点、4,000名以上の社員を抱える、非公開企業として世界最大の言語&ビジネスサービスプロバイダーへと成長している。その日本法人であるトランスパーフェクト・ジャパン合同会社のシニアリクルーター 加藤友美子氏に、ご利用いただいている「Daijob.com」について、お話を伺った。

必要としていたのは、日本語が分からない外国人でも使いこなせる採用ツール

加藤 友美子 氏

導入のきっかけ

トランスパーフェクト・ジャパン合同会社は、2005年、TransPerfect Translations International Inc.(米国・ニューヨーク本社)が、アジアエリアをカバーする拠点として、東京に開設した小さな営業所からスタートした。2012年に日本の翻訳サービスプロバイダーである株式会社山根ドキュメンテーションを吸収合併して一気に事業を拡大、今の形となった。立地・内装ともに、ニューヨーク本社を模したというオフィスには、世界各国から幅広いバックグラウンドを持つエキスパートが集まり、グローバルに広がる独自のネットワークを駆使したサービスを提供している。
「社内の公用語は英語ですし、仕事の進め方なども含めて、このオフィスで働くこと自体が、海外のオフィスで働くようなもの」だという同社だが、顧客には日本企業も多い。事業を拡大していくためには、ネイティブレベルの日本語力と日本人的なビジネス感覚を持った人材の確保が不可欠だ。しかし、オフィス開設当初の採用活動は、日本にリクルーターを置かず、日本語が分からないロンドンや香港オフィスのスタッフが兼務していたため、採用は苦戦を強いられていたという。
そこで、日英バイリンガルの求職者が多数登録していることに加え、多言語対応され、日本語が分からない外国人でもすぐに使いこなせる求人サイト「Daijob.com」の導入を決めたのだ。

 

待っていても求職者は集まらない
だからこそ、英語力の高い人が集まるデータベースは魅力的 

加藤 友美子 氏

活用方法

加藤氏がリクルーターとなったのは、今からおよそ3年前。人材獲得競争が激しさを増す日本において、優秀な人材を適切なタイミングで確保するには、国内での採用を強化すべきと考え、それまでなかった日本国内のリクルーティング制度を提案し、自らシニアリクルーターに就任。「Daijob.com」のデータベースを活用して、成果を上げている。
同社では、個々の社員の才能や手腕に焦点をあて、人材を戦略的に活用する、タレントマネジメントが重視されている。社員の主体的なキャリア形成の推進や高いモチベーションを維持するための環境整備にも積極的で、それらに関わる経営陣の意思決定は迅速だ。

人材紹介会社などエージェント経由での採用は行わず、すべての募集ポジションをリクルーターによる採用で賄う同社では、求職者が応募してくるのを待つ「守りの採用」ではなく、積極的に欲しい人材をスカウトする「攻めの採用」、ダイレクトリクルーティングが基本だ。しかし、世界では名だたる企業と取引のある同社も、日本での知名度は高くない。「待っていれば、次々に応募が入るような、圧倒的な知名度を誇る会社ではないので、採用は、私がどれだけスカウトできるかというところにかかっているんです」と加藤氏は語る。

日本でも徐々に浸透しつつあるダイレクトリクルーティングだが、LinkedInのようなSNSを活用した採用活動は海外ほどポピュラーではない。「海外のオフィスでは、LinkedInを使った採用が主流になっていますが、日本ではまだ使いにくいですね。スカウトしても返信は少ないですし、給与面など希望条件も分かりにくい」と指摘する。限られた採用コストの中で、求める人材をより効率よく確保していくことが求められているだけに、その評価は厳しい。

そのため同社では、これまでのキャリアや今後の希望条件などがしっかり確認できる「Daijob.com」のような人材データベースから求職者にアプローチすることにしている。特に、加藤氏は「他社と比べて、英語力の高い人材の登録が多い」ダイジョブのデータベースに魅力を感じているという。「実際、これまでの採用は、ダイジョブ任せというか、ほとんどの人をダイジョブ経由で採用しています」。

 

今後、期待すること

実践的なノウハウ・知見の提供で、採用の効率化に期待

「Daijob.com」での採用に手応えは感じているものの、今後さらなる成果を期待していると加藤氏は語る。データベースの運用効率を高めていくため「効果的なスカウトメールの書き方とか、こうすればもっと開封率が上がるよというようなアドバイスをいただけると嬉しいですね」と期待を膨らませる。

同社では、今後、新たにダイジョブが提供するテクニカルサポートサービスの導入を決めている。テクニカルサポートでは、ターゲットとする求職者の心に響く企業紹介ページの制作や、他社の成功事例をふまえたアドバイスを行うなど、採用を成功に導くノウハウの提供を行う。これにより、転職顕在層だけではなく、今すぐには転職を考えていない転職潜在層に対して、社内環境や仕事、社員の魅力といった企業情報を「Daijob.com」を通じてアピールしながら、候補者の母集団を広げていく。

労働力不足が深刻化するなか、「空いているポストを埋めるための採用」ではなく、「自社にフィットした人材を採用」するため、日本でも普及しはじめたダイレクトリクルーティング。同社が求める、チャレンジ精神と成長志向を持つ優秀な人材の確保を、ダイジョブのソリューションが支えていく。


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[インタビュアー]
ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社 代表取締役社長 篠原 裕二