Daijob Career Fair出展で採用成功!候補者の本質を捉えるために「対面」は重要

Interview with the CEO of Birdy Ventures conducted by Daijob’s Yoshiki Maehata.
2025.09.01

Daijob.comの求人掲載とDaijob Career Fairをご利用いただいたBirdy Ventures合同会社様へ、営業部の前畑 佳輝が訪問。
インタビューに登場いただいたイオチ シャフCEOは、2003年に来日、複数の外資系投資銀行で勤務した後、2021年2月にBirdy Venturesを設立。今回、Daijobを利用する前に抱えていた課題感や、Daijob Career Fair に出展いただいた感想、人材採用の秘訣などについてお話を伺った。


Birdy Ventures合同会社

取材対象者 CEO & Founder 伊大 知紗夫 (イオチ シャフ) 氏(写真:左)
所在地 【長野本社】〒397-0001 長野県木曽郡木曽町福島2773-1
【東京オフィス】〒135-0064 東京都江東区青海2丁目7−4
業種 ITコンサルティング
エリア 日本
企業紹介 Birdy Ventures合同会社は、東京、長野(木曽)に拠点を構えるITコンサルティング企業。多国籍のメンバーで構成され、社内公用語として英語と日本語を併用している。
同社は、Society 5.0の実現に向け、デジタル・トランスフォーメーション(DX)を核とした「ターゲット・オペレーティング・モデル」の策定を、組織のリーダーシップチームと連携して支援を行う。
採用職種 ITエンジニア、営業
ご利用サービス Daijob.comDaijob Career Fair

インタビュアー:Daijob.com メディア営業部 前畑 佳輝

 

 

多国籍チームとともに目指す、テクノロジーの民主化

前畑:本日はお時間をいただきありがとうございます。まずはご自身と、Birdy Venturesについてご紹介いただけますか?

イオチ氏(敬称略):イオチ シャフと申します。2003年から日本に暮らしており、外資系の投資銀行での勤務を経て、2021年にBirdy Venturesを設立しました。
弊社のミッションは、テクノロジーを誰もが使えるものにし、企業や地域がデジタル時代において競争力を高め、成長できるよう支援することです。現在は、DXコンサルティングやシステム開発をはじめ、セキュアAI LLM製品、BIレポート、独自のクラウド、地域・観光向けプラットフォームなど、多様なソリューションを提供しています。また、多国籍のメンバーでチームが構成されており、英語と日本語のバイリンガル環境で、グローバルな視点から価値を届けることを大切にしています。

 

採用ミスマッチを防ぐ、Career Fairの活用法

前畑:Daijobのサービスをご利用いただく前に、採用活動においてどのような課題がありましたか?

イオチ氏:弊社では、クオリティ高いテクノロジーサービスを届けるためには、最先端の技術そのもの以上に、それを生み出す「人」の力が重要だと考えています。だからこそ、採用には力を入れてきましたが、スキルが十分でも、入社後に企業カルチャーと候補者の価値観のミスマッチが起きてしまうこともあり、オンライン上の履歴書や面接だけで、ふさわしい人材かどうかを見極めるのは限界があると感じていました。

前畑:御社の社風やチームの雰囲気にフィットし、楽しんで働けるかどうかなど、カルチャーフィットは非常に重要ですよね。

イオチ氏:そんな中、Daijobは当社の採用ニーズを的確に理解し、オンラインだけに頼らない柔軟な採用手法を提案してくれました。特にCareer Fairのような対面イベントは、候補者の雰囲気や価値観も感じ取れるだけでなく、実際に足を運んでくださる方の姿勢から、本気度や意欲も伝わり、採用判断の精度を高めるうえで非常に有益でした。

前畑:Daijob Career Fairの出展を決めたのはなぜですか。

イオチ氏:御社から提案いただいた後、まずは自分の目で確かめてみようと思い、イベントに参加しました。実際に会場の雰囲気や運営の様子を見て、どのような可能性があるのかを把握できたので、出展することを決めました。自分の肌で実際に感じることは大事ですね。

前畑: Career Fair では、いくつかオプションもご利用いただきましたが、いかがでしたか。

イオチ氏:はい、1つは、キーワード検索で候補者を絞り込み、イベント前にスカウトメールを送れるデータベース機能を活用しました。事前に候補者と積極的に接点を持つことができ、当日、スムーズに対面につなげられる点が非常に効率的でした。また、その際、ポジション内容や自社情報をできる限り透明性高く開示することで、自社のリアルな状況を伝えることができ、ミスマッチの低減にもつながると思います。

もう1つは、当日、通常ブースに加え、プライベート面談用のスペースを利用しました。落ち着いた環境で、より深い話ができたのは大きなメリットでした。さらに、ブースの装飾やチラシを掲示するためのツールも充実しており、細やかな運営の配慮にも満足しています。

 

候補者の本質を見極めるため”チームディナー”を開催

CEO & Founder 伊大 知紗夫 (イオチ シャフ) 氏

前畑:他の企業様に向けて、バイリンガル人材の採用におけるアドバイスや、御社ならではの採用成功の”秘訣”があれば、ぜひお聞かせください。

イオチ氏:採用は単に人を雇う行為ではなく、候補者のスキルや志向が、自社のカルチャーや成長戦略といかにフィットするかを見極める「ベストマッチ分析」であると考えています。

弊社では、特に、オンサイトで働く協調性あるチーム作りを大切にしていることもあり、非言語情報や細かいニュアンスを理解するために対面でのコミュニケーションを重要視しています。そのため、選考過程では、初回にカジュアルな対面の機会を設けた後、面談を行い、最終段階ではチームディナーにご招待しています。一見すると古いやり方に思われるかもしれませんが、候補者の座り方や食事の好み、服装、メンバーとのやり取りなど、何気ない場面からその人らしさが見えてきます。また、そういった少しリラックスした場で、チームとの相性や、化学反応があるか、などを見た上でオファーを出すようにしています。

前畑:御社の初回対面では、単なる語学力のチェックではなく、候補者のバックグラウンドや強みなどを見定めようとする姿勢に、いつも感心させられます。また、チームディナーが重要な採用ステップだったとは!驚きです。

 

成長フェーズに突入した今、求めるのは挑戦を楽しめる人材

前畑:新規サービスの立ち上げも進めてらっしゃるとお聞きしましたが、そのために、どういった人材を求めていますか。

イオチ氏:設立から4年半が経ち、これまで日本市場が抱える「DX化の遅れ」という課題を解消する製品開発に注力してきました。現在は、その製品を市場に展開するフェーズに入りつつあります。

今後は、よりシニア層の人材を迎え入れ、ともにDXを推進し、共にDXの推進を加速させ、製品を次のステージへ引き上げていきたいと考えています。日本市場に新たな風を吹き込むような革新的な製品も複数準備しているので、「現状に満足せず、常にチャレンジしたい」という志向を持つ方にとって、Birdy Venturesは非常にやりがいのある環境だと思います。

前畑:最後に、Daijob.comへのご意見やご要望などがあれば教えてください。

イオチ氏:全体としては、イベントを通じて非常に優秀な候補者に出会うことができ、大変満足しています。一方で、ごく一部ではありますが、履歴書の内容と、実際のスキルや経験が一致しない候補者も見受けられました。そういった問題を解消するために、例えば、SNSなど外部情報と連携し、AIが候補者の価値観や人物像を補足的に可視化できるような、バックグラウンドチェック機能があると、さらに採用精度を高めることが可能になると思います。

営業のように聞こえてしまうかもしれませんが(笑)、OpenAIやGeminiなどの外部クラウドに情報を送信することなく、Daijobのインフラ上で安全に利用できる、弊社のセキュアなAIソリューション、LLM型AI「ManualAI」をDaijobのシステムに統合すると、各企業の採用担当者が候補者情報をより迅速かつ正確に処理できます。Daijobの価値をさらに高める有効なツールになると思うのでお勧めします(笑)。

前畑:貴重なご提案をありがとうございます!候補者の実像を的確に見極めることの重要性は、私たちも認識しています。そのため、弊社でも日々、AIやDX取り入れながらサービスを改善しているので、一度、上長に相談したいと思います。

本日は、貴重なお時間ありがとうございました。ぜひ引き続きよろしくお願いいたします。

[インタビュアー] ヒューマングローバルタレント メディア営業部 前畑 佳輝(写真:右)

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