Daijobからの採用10名以上が活躍中! 「シャーク・ジャパン」が持つ“ブランド価値の創造力”

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2019.01.09


株式会社シャーク・ジャパン(SCHAWK, ANTHEM JAPAN)

    マネージングディレクター/代表取締役 中村 玲子 氏(写真:左側)

社名 株式会社シャーク・ジャパン(SCHAWK, ANTHEM JAPAN)
所在地 〒141-0021 東京都品川区上大崎2-24-9 アイケイビルディング4F(405)
業種 マスコミ・広告・出版・印刷・放送
エリア 日本、東京
企業紹介 シャーク・ジャパンは、世界60拠点以上にネットワークを持つブランドソリューション会社。ブランディング戦略からパッケージデザイン、版下作成、製版、印刷工程管理に至る全工程において、国際的なソリューションを提供している。
採用職種 アートワーク制作進行管理、DTPオペレーター、印刷制作進行管理、アカウントマネージャー
ご利用いただいたサービス Daijob AGENT

Daijob AGENTを2014年からご利用いただいているシャーク・ジャパン。誰もが知る大手企業のブランディングを担っており、その数は親会社であるSGKグループ(本社:米イリノイ州)も含めた規模で見ると、世界中で500ブランド以上にもなる。グローバル規模のブランディング手法から社内で取り入れている新しい評価方法についてまで、幅広く話を伺った。また今回インタビューにご登場いただいた中村玲子氏は、カンファレンス動画として知られている「TEDx」に、スピーカーとして「リーダーシップは模索しよう!」をテーマに出演を果たしている。

他エージェントとの違いは?

横川(敬称略):「4年程Daijob AGENTにて採用支援をさせていただいておりますが、弊社を選んでいただけたきっかけは何でしょうか?」

中村(敬称略):「ACCJ(The American Chamber of Commerce in Japan=在日米国商工会議所)のイベントで、Daijob AGENTの金さんと名刺交換をしたのがきっかけです。その前からDaijobのことは存じ上げていましたが、ちょうど印刷物の進行管理者が必要だったので、金さんに人材紹介をお願いしました。さらに求人の相談件数が増えるにつれ、より一層こちらが希望する人材とご紹介いただく人材のマッチング率も上がっていきました」

横川&金(敬称略):「ありがとうございます」

中村:「人材ニーズだけでなく私たちのキャラクターや連絡がつきやすいタイミングまで、金さんにはご理解いただけているので有難いです」

横川:「Daijob AGENTが他社と比べて違うのは、どんな点でしょうか?」

中村:「やはりレスポンスの早さが良いですね。おかげ様で11名の方がDaijob AGENTの紹介で入社に至りましたが、当社で第一号となった産休取得者もその中の1人です。当社の産休取得第一人者になるべくしてなった素晴らしい社員なので、彼女が入社してくれたことは、仕事での活躍ぶりに加えてさらに会社としても喜ばしいことになりました」

横川:「それは私たちにとっても、嬉しいエピソードですね。企業様にDaijob AGENTを通して優秀な人材をご推薦させていただくことにより、企業様と求職者が希望する未来へ進展していくことが、私たちのやりがいになっています」

中村:「当社で新しく人を採用するときは、その方の家族や人生を全部背負うくらいの気持ちでいます。会社側もすごく真剣に候補者の方と向き合い採用プロセスを行っています」

横川:「現在、会社組織としても採用プロセスの効率化に力を入れているところですので、さらにDaijob AGENTが、その採用プロセスの中で介在価値を発揮していけたらと思います」


Daijob AGENT 金成賢・梅澤亜未(写真:左・右)

会社の強み“グローバルなデータ作り”とは?

横川:「御社の事業は、パッケージデザインや製版などのクリエイティブ面から、ブランディングやプロジェクトマネジメントなどのプロダクト面にまで至っており、幅が広いですよね。改めて御社の強みとは何かを教えてください」

中村:「私たち『シャーク・ジャパン』は、企業のブランディングやクリエイティブデザインを担う『SGK』グループの日本支社という立ち位置にあります。グローバル規模で見た場合、当社ではクリエイティブ業務を『アンセム(ANTHEM)』という屋号のもとに担い、制作したクリエイティブをブランド展開していくのが『シャーク(SCHAWK)』という分担になっています。ただし、日本ではその2つの領域を同じ『シャーク』の名前のもとに行っているので、国内企業の方には『シャーク』名の方が馴染み深いと思います」

横川:「誰もが知る大手企業さんの製品パッケージも数多く手がけていらっしゃいますが、クリエイティブ作りの技術面で得意としていることは何でしょうか?」

中村:「例えばグローバル展開の製品を作るとき、各国で商品として販売するパッケージは、国が違っても統一されたブランドイメージを保つ必要があります。でも世界各国の印刷会社は、それぞれの国や会社によって印刷仕様が異なっています。そのため同じ製版データを使って同じカラーリングを依頼しても、国や印刷会社が異なると最終的なパッケージに差異が出ることがあるんです。そういった製品作りの奥深くまでを理解した上で、各国の制作方法に左右されずに同じ仕上がりになるデータ作りができるところは、当社だからこそ創り出せる品質ですね」

横川:「そういった品質を担保するためにも、どんな体制で制作進行されているのでしょうか?」

中村:「私たちが実際に製版データを作っている場所は、ほとんどが海外になります。“プロダクションセンター”と呼んでいて、3~600人のメンバーが3交代の24時間体制でデータを作る部隊がいくつかあります」

横川:「採用案件に『制作管理』や『工程管理』のポジションが多いのは、そういった部隊を動かす人材が必要だからなのですね」

中村:「そうです。日本でしか作れないクリエイティブは国内で手がけますが、海外に何千人といるプロダクションアーティストたちによって、大量のプロダクトを一気に作り上げています。最近はクリエイティブもブランディングの仕事も非常に増えています。当社にはブランディングの立案から商品としてアウトプットするまでのノウハウがあるので、各部門が相乗効果になって伸びています」

横川:「それだけの結果が出ているのは、御社が持つクリエイティブと技術の高さだけではなく、中村様が社員の方を大切にされている影響もありそうですね」

社員評価もクリエイティブに

横川:「最近は社員の定着率に悩まれている企業様も増えていて、弊社でも『定着率の向上』や『候補者と企業側の志向性統合』をテーマにした研修依頼を受けるようになりました。御社では社員定着率のご状況は、いかがですか?」

中村:「当社は外資系なので海外で育った方が多く、キャリアアップのための離職は避けて通れないと思っています。でも今は、社内に3つのチームが編成されていて、各チームのトップ3人が育ってくれたおかげで、日々の業務を安心して任せられる状態です」

横川:「それは安心ですね。現場を任せられるメンバーが何人かいると、中村さんご自身も次の仕事に取りかかりやすくなりますよね」

中村:「そうですね。私は特にこの3人を中心に密なコミュニケーションをとっていて、『どんどん聞いて! 聞かんかったら、全部理解していると思うから!!』と、お互いに意思疎通が図りやすい関係になっています。自分では情報や考えをみんなにシェアしているつもりでも、実は伝わってなかったということもあるので、『みんなに伝えておきたいことは150%、200%で伝えなきゃいけない』というのが私自身の課題です」

横川:「中村さんご自身も駐在をご経験されていますから、円滑に業務を進めるためのコミュニケーション方法については、これまでにずいぶん工夫されてきたのでしょうね」

中村:「駐在として仕事をしていたときは、上司への報告も自分発信で動くように心がけていましたね。今の仕事でも、常にクライアントの要望に応えられる体制でありたいですが、業務量・内容には波があります。それをいかに楽しめるかが、仕事をする上で大事だと思っています。『無いものに文句を言うのではなく、有るもので幸せと思える人が“幸せ勝ち”』と会社の定例ミーティングでみんなに伝えたこともあります」

横川:「本当にそうですよね。みんなが平等に与えられている時間を仕事に使うのであれば、仕事そのものを楽しくこなしたいと思う人もいますし、仕事は定時で帰ってプライベートを充実させたいという方もいますよね。御社にも多様な価値観を持ったメンバーがいらっしゃると思いますが、社員の評価はどのように行っていますか?」

中村:「親会社のSGKも含めたグローバル発信で、『Inspired possibility』という評価軸が昨年から新しく始まりました。KPIの評価は数字だけになりますが、『Inspired possibility』は7つの“ソフトスキル”を持つ人を評価する軸になります。コミュニケーションが円滑にできる方やクライアントのことを第一に考えている方、他者とのコラボレーションが得意な方などを評価します」

横川:「とても素晴らしい動きだと思いますが、評価する立場の方は難しそうですね」

中村:「新しい評価軸は導入しては消える状況を繰り返しながら、良い会社作りに効果的な手法が残せればと思います。私個人としてもソフトスキルや社風に合う方は、すごく大事だと思っています。せっかく仕事の時間を共有するのであれば、一緒に楽しくできる人がいいですよね。そういう方には仕事が集中しがちですが、各チームのトップ3人ともそこは同意見を持っています」

横川:「今は様々なIT技術が発達しているので、システムを使いこなしながらチームワークを円滑に進められる人材が、より重要になっていますよね。Daijob AGENTでもスキル面だけでなく人柄やポテンシャルの面も含めて、引き続き良い人材をご紹介させていければと思います」

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[インタビュアー]
ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社 営業本部統括部長 横川 友樹