株式会社ブレーンセンター
社名 | 株式会社ブレーンセンター |
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取材対象者 | 取締役 映像クロスメディア事業部 チーフ・ディレクター/プランナー 小野 初美 氏(写真:左) | 所在地 |
本社:〒530-0043 大阪市北区天満4丁目2番13号 ブレーンセンター「風の万華鏡」 東京本部:〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2丁目3号 光文垣産ビル 大阪本部:〒540-6591 大阪市中央区大手前1丁目7番31号 OMMビル |
業種 | マスコミ・広告・出版・印刷・放送 |
エリア | 日本 東京都 大阪府 |
企業紹介 |
40年以上にわたり、企業コミュニケーション支援のプロフェッショナルとして事業を展開。「印刷メディア」「Web」「映像」「イベント・展示会」「マスメディア」など、メディアに応じたコンテンツを提供している。「企業コミュニケーションの支援を通じて、顧客の価値創造に協力し、社会の発展に貢献する」を会社の使命とし、企業分析に基づくブランディングからPR活動まで、総合的な企業コミュニケーションをサポートしている。 一般財団法人日本次世代企業普及機構の「ホワイト企業アワード」を2年連続で受賞している優良企業でもある。 |
採用職種 | 海外プランナー、エディター |
ご利用いただいたサービス | Daijob.com |
株式会社ブレーンセンターはクライアントが表現したいコンテンツを作り出し、理想の形でアウトプットするプロフェッショナル集団だ。採用においてもDaijob.comの特徴を掴み、採用PRも担う制作会社ならではの使いこなし方で、求人掲載たった1カ月で2名を採用。そのうち1人はバイリンガル人材の発掘が難しい大阪での採用となったが、どんな手法で成功に至ったのだろうか?
クライアントとの信頼関係が強み
横川(敬称略)「メディアの形態が紙からweb、動画などへ大きく変化し続けていますが、制作会社である御社の主力事業について教えてください」
小野(敬称略)「当社は企業の広報、コーポレート・コミュニケーション(CC)を核とした事業を展開しています。私たちのクライアント様の大半は一部上場企業です。そのため、クライアント様を取り巻くステークホルダーは株主や投資家、顧客、従業員、求職者など多種多様であり、メーカーであれば各地に工場を持っていることも多いので、地域の方々も含まれます。それらさまざまなステークホルダーとの円滑なコミュニケーションを支援するのが、私たちの事業です」
横川「どの部署の方とおつき合いすることが多いですか?」
小野「長くおつき合いするのは、広報や人事、経営企画、IR(Investor Relations)、CSR(Corporate Social Responsibility)などの部門です。そのため、経営層の考えを聞ける機会がとても多いのです。1年を通じて何度か取材を重ねるので、クライアント様の最新情報をその会社の従業員さんよりも早く共有させていただいて、PR展開することもありますね。各企業のステークホルダーを束ねる部署とお仕事させていただいていることが、何よりも私たちの強みになっています」
横川「そのような強みを持った上で、目指しているのはどのような姿でしょうか?」
小野「私たちは制作会社ですが、代理店を通しての仕事は原則していません。直接クライアント様と仕事をするのが基本で、その懐に深く入り込んで信頼関係を築けるのも当社ならではの特徴です。そうして、クライアント様にとって代えがきかない存在になっていくことが、私たちの目指している姿です」
依頼増加中! “グローバルPR”
横川「企業の在り方も多様化し、さらに業界の幅を広げてお仕事されている御社では、新規の依頼も積極的に受けていらっしゃるのでしょうか?」
小野「すでに取引がある企業の深耕も続けながら、新規開拓にも積極的に取り組んでいます。日系企業が海外での事業を拡大するケースが増えているので、当社では“グローバルPR”と呼んでいますが、各国で行う現地のPR支援も担うことが増えています」
横川「グローバル規模のPRは、どのように手がけていらっしゃいますか?」
小野「日本の企業が海外展開を意識したときに、まず取りかかるのがwebサイトのオープンです。そうした際に私たちは、単純に日本語サイトの翻訳版を作るのではなく、現地のニーズに合わせた内容を一から企画します。企画会議やweb制作を共に行うクライアント様のご担当者が英語ネイティブの場合は、制作進行のコミュニケーションを英語で行うこともあります」
横川「日本の企業が持つ概念や理念を、他の言語で表現するのは難しいですよね?」
小野「確かに日本独特のカルチャーもありますし、簡単ではありません。ただし、当社には優秀なメンバーが揃っているので、これまで多くのwebサイトを企画制作し、クライアント様からご評価いただいています。最近では、海外向けPRに加えてインナーブランディングを依頼されることもあります。グローバル化した日系企業が、全世界の従業員たちの求心力を高めるために、社内報やイントラサイトで情報発信・共有するケースが増えているからです。その一環として、海外の各拠点の従業員さんを集めた会議を当社のスタッフが英語で仕切ったこともありますね」
横川「出版事業の軸を起点にして、お客様の発展と共に御社の事業内容も広がっているのですね」
小野「そうなんです!特にグローバル系の事業を強化したかったのでDaijob.comを利用させていただきましたが、おかげさまで英語が堪能な人材を無事に採用することができました」
横川「事業発展の一端をサポートすることができたのであれば、私たちも嬉しいですね」
質の高いスカウトができた理由は?
横川「御社は1カ月の求人掲載で、東京と大阪の2名が採用成功するという驚きの早さでした。最近では内定辞退が多いので、最短でも2カ月は掲載したいと企業から申し込まれることが多いですから」
小野「私たちは業務の流れ上、中途採用に力を入れることができるタイミングは秋だけなんです」
横川「そうでしたか。スカウトメールの返信率も弊社の平均は20%なのですが、御社は30%超えと大きく上回っていました。どんな基準でスカウトメールを送っていたのでしょうか?」
小野「これまでは人事部門のスタッフが代理でスカウトメールを出すこともありましたが、今回は業務の詳細を把握している現場スタッフに検討・判断を任せました。部・課長クラスのメンバー同士で、お薦めの候補者やどんな文面で返信が来たかなどを情報交換し、マッチングの高そうな方に絞ってスカウトメールを送ったと聞いています」
横川「普段から部門を超えて、信頼関係が構築できている様子ですね。特にDaijob.comを使って良かった点は、どんなところですか?」
小野「他社の転職サイトも並行して利用したのですが、Daijob.comはTOEICの点数や職務経験など、条件を設定しやすかったです。“希望職種”と“経験業種”が選べたのも便利でした。検索をかけるときも、キーワードの自由度が高かったので候補者を探しやすかったです」
横川「ありがとうございます。企業向けのサイトは昨年(2018年)リニューアルして、さらに改良する予定です」
小野「まさに希望通りの方が入社してくれたので、本当に助かりました。Daijob.com経由で入社した方によると、他に登録していた転職サイトでは人材紹介会社からのスカウトメールが多かったそうです。そんな中、Daijob.comでは私たちのような事業会社から直接スカウトメールをもらえたので、特に興味を持ってくれたようです」
横川「そうだったんですね。弊社は需要が高い英語のバイリンガル人材の登録者が多いので、人材紹介会社様からもご利用いただいております」
小野「そうですよね。他社媒体を使ってバイリンガル人材を採用するときは、採用すべき人材なのか判断が難しいケースが多かったので、なかなかスカウトができませんでした。でも、Daijob.comは当社の業務に適した能力があるのかどうかを見極めやすかったですね。また、Daijob.comの担当の方が、契約する前に登録人材のデータベースの使い方についてデモンストレーションを行ってくださいました。そこで、当社が採用したいと思う人材が確実にいることが把握できたので、当社の経営層に話を通しやすかったのも、契約の決め手になりました」
横川「弊社はサイトがオープンしてから20年の歴史があるので、バイリンガル人材の採用に関しては、ノウハウが蓄積されています。また次回の採用タイミングのときも、ぜひご利用お待ちしています!」
小野「私たちの仕事は1、2年でなかなか身につくものではありません。5~10年の経験を積んで初めて価値を提供できる人材に育つので、中途で採用した方にはじっくりとキャリアを積んでいただければと思います」
横川「今回入社された方も、御社で長くご活躍いただけることを願っています」
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ヒューマングローバルタレント株式会社 営業本部統括部長 横川 友樹