日本のホスピタリティを理解するバイリンガル人材が必要だった「インパック・ジャパン」、明確なターゲットに届く『Working Abroad』で採用成功

株式会社インパックジャパン

今回、Working Abroadに求人を掲載いただいた株式会社インパック・ジャパンを、Daijob.comメディア営業部の八木なつきがインタビュー。ご対応いただいたのは、チーフ オペレーティング オフィサー 大嶽 藤一 氏。大嶽氏は、ヒマラヤ登山へ行った際に、現・代表取締役 クリシャン・ラル・バハル氏と運命的な出会いをし、1972年 日本駐在事務所 法人化の立ち上げから携わる。今回、Working Abroadのサービスを利用した経緯や、求めた人材、これまでの採用課題などを伺った。


株式会社インパック・ジャパン

取材対象者 チーフ オペレーティング オフィサー 大嶽 藤一 氏 様(上の写真)
所在地

【東京本社】
〒105-0014 東京都港区浜松町2丁目2番3号 INPAC ビル4階
業種 旅行サービス事業
エリア

日本、モルディブ、インド、スリランカ、ネパール、ブータン
企業紹介 1973年に日本駐在事務所を法人化。インド、ネパール、パキスタン、アフガニスタン、及びスリランカの手配業務を中心に発足。現在はモルディブ、バングラデシュ、ブータンを加えて、インドを中心に隣接諸国をカバーして一貫したニーズに対応している。きめ細かい手配とサービスを社是とし、個人・団体問わず高品質なサービスを提供。モルディブ支店では、日本人スタッフによる安心の現地サポートも行っている。
採用職種 モルディブ現地にてお客様案内スタッフ 3名採用
ご利用サービス Working Abroad

インタビュアー:Daijob.com メディア営業部 八木なつき

 

南アジア各国の現地に精通した旅行手配のプロフェッショナル

チーフ オペレーティング オフィサー 大嶽 藤一  氏

八木:この度は、海外求人専門の転職情報サイト「Working Abroad」をご利用いただきありがとうございました。はじめに、御社についてご紹介いただけますか。

大嶽(敬称略):弊社は1973年に設立しました。インド、ネパール、パキスタン、アフガニスタン、セイロンといった「インド亜大陸」と呼ばれる国々を目的地とする旅行会社として、それぞれの国名の英語表記の頭文字を取り、「INPAC(インパック)」という社名にしました。設立時は、パキスタンやアフガニスタンへの旅行も可能で、私自身もアフガニスタンを訪れたことがあります。当時は、多くの遺跡がまだ残っていて、とても素晴らしい国だと感じました。

私がインパックに関わるようになったきっかけは、“旅”でした。大学時代は山岳部に所属し、ヒマラヤ登山に憧れていたことから、1972年に勤めていた電子系の会社を辞め、仲間とともにヒマラヤを目指してインドへ向かいました。そこで現在のインド人社長と出会い、帰国後に「一緒に働きませんか」と声をかけていただいたのが始まりでした。

八木:導かれるような出会いだったんですね。

大嶽:そこからスタートし、現在は、JTB様、日本旅行様、JALパック様など大手をはじめとする旅行業者様から依頼を受け、現地ホテルや交通機関などの手配をする、旅行サービス手配業を担っています。一般のお客様と直接やり取りをする旅行会社ではありません。

今のところ事業は順調ですが、コロナ禍の約3年間は渡航制限の影響で非常に厳しい時期が続きました。旅行会社の社員向け視察ツアーを除けば、ほとんど手配業務は止まっていた状況です。それでも、一昨年の夏頃から徐々に回復し、現在モルディブではハネムーン需要の戻りもあって、旅行者数はコロナ前の8割以上にまで回復しています。一方で、欧州やグアムなどは依然として回復率が5割程度にとどまっていると聞いています。

求めたのは、日本のホスピタリティを理解するバイリンガル人材

八木:昨年から「Working Abroad」をご利用いただいていますが、サービス利用前に抱えていた採用課題はありましたか。

大嶽:モルディブでは外国企業の設立にさまざまな制約があるため、株式会社インパック・ジャパンが100%出資する形で現地会社を設立しており、採用も現地に任せていました。

設立から10数年以上は大きな問題なく運営できていましたが、ここ数年、入社後すぐに辞めてしまうなど採用が難航し、見直しが必要だと感じるようになりました。現地では、企業側に費用負担のないリクルート手法を使っていたようで、その分、求職者側の立場が強くなり、トラブルも生じていたと聞いています。

そうした課題を踏まえ、日本では一般的な、企業側が費用を負担して転職サービスを利用する方式へ切り替ることにしました。特に日本語ネイティブ人材を採用するには、日本国内の転職サイトや人材エージェントを活用する方が、効率的だと思いますしね。

八木:日本語ネイティブ人材を求めていたとのことですが、具体的にはどういった候補者を探していましたか。

大嶽:入出国時に日本人のお客様と対面し、次の目的地へご案内する業務や、現地ホテルや関係会社と英語での連絡業務などを含むため、英語と日本語の両方を話せるバイリンガル人材が必要でした。加えて、今回は特に、生まれ育ちが日本で、日本的なおもてなしやサービス感覚を理解されている方を採用したいと考えていました。というのも、トラブルが発生した際には、日本のお客様に対して“日本人らしい”感覚で対応することが求められる場面が多くあります。その点、文化的背景の異なる方だと、悪気はなくても意図せずお客様に不快な思いをさせてしまう可能性があるからです。

 

「海外で働きたい人」に届く明確でシンプルな媒体名が利用の決め手

八木:「Working Abroad」を知ったきっかけと、当サービスを利用する決め手をお聞かせいただけますか。

大嶽:御社のDaijob.comご担当者様からご連絡をいただいたのか、それとも私から問い合わせしたのかは正確に覚えていませんが、当時は成功報酬型の転職エージェントも比較検討していました。

その中で御社を選んだ一番の決め手は、やはり「Working Abroad」という媒体名のわかりやすさです。「海外で働きたい日本人向け」というコンセプトが非常に明確で、実際にそのような志向を持った登録者が多いと感じました。幅広い人材を扱う成功報酬型のサービスと比べて、より効率的に求める人材とマッチできると判断し、御社のサービスを利用することにしました。

実はエージェントから紹介された方も良い印象でしたが、昨年の採用枠は1名のみということもあり、最終的にはすでに広告掲載費を支払っていた御社のサイト経由で応募いただいた方を採用することになりました。

八木:実際に「Working Abroad」を利用してみていかがでしたか。

大嶽:弊社の仕事は給与面で高待遇とは言えませんが、Working Abroadは登録者数が豊富で、モルディブという人気リゾート地での勤務という点も相まって、多くの方からご応募をいただくことができました。想像以上の反響があり、大変ありがたかったです。

八木:弊社の営業サポートについては、いかがでしたか?

大嶽:とても満足しています。スカウト機能については私自身あまり詳しくなかったのですが、御社のご担当者様が丁寧にご説明くださり、とても助かりました。対応も非常に良く、今後またポジションが発生した際には、ぜひ引き続き御社のサービスを利用させていただきたいと思っています。

八木:ご満足いただけてうれしいです。

ちなみに、掲載内容や、採用ポジションの魅力・ポイントを訴求するために工夫された点はありますか?

大嶽:特に意識したのは、求職者にとっての魅力をしっかり打ち出すことです。例えば、弊社ではオフシーズン中に研修を兼ねて、お取引先の高級ホテルに宿泊できる機会があります。そういった体験は、業務に役立つだけでなく、ホテル側からの手厚い対応を受けたり、VIP対応の裏側などに触れられる貴重な経験ができます。他にはない魅力として掲載するようにしました。

八木:最後になりますが、今後、グローバル人材採用のご予定はありますか。

大嶽:現在、モルディブの子会社には営業担当がおらず、日本側で営業活動を行い、現地ではお客様の受け入れ対応に専念する体制になっています。そのため、人件費やインフラ費など、必要な経費はすべて日本から送金している状況です。ですので、将来的には、モルディブ側にも営業ができる人材を採用し、その方が他国に出向いてPRを行ったり、現地で直接お客様を獲得できるような形を築いていけたらと考えています。国籍にはこだわらず、英語力や営業先の言語が話せる方を歓迎したいです。

八木:日本国籍以外の人材も豊富ですから、「Working Abroad」でお手伝いできると思います。本日は、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。

チーフ オペレーティング オフィサー 大嶽 藤一  氏 & HGT 営業部 八木なつき


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