求人数、転職希望者数共に過去最高

お知らせ

2016年2月 グローバル転職求人倍率1.08倍

ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comを展開するダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:篠原 裕二)は、2016年2月末時点のグローバル転職求人倍率※をまとめました。

※グローバル転職求人倍率:2ヵ国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ転職希望者の需給バランスを算出したもの <転職求人倍率=求人数÷転職希望者数>

 
◆職種別グローバル転職求人倍率
2016年2月度職種別グローバル転職求人倍率
 グローバル転職求人倍率を職種別に見ると、最も高かったのは「財務/会計」で、前月比1.77ポイント増の5.18倍となりました。次いで、「電機(電気/電子/半導体)技術系」が前月比1.89ポイント増の4.89倍、「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」が前月比1.84ポイント減の4.29倍となりました。
 3カ月ぶりにTOP3入りとなった「財務/会計」の求人数は、前月比1.15倍となり、なかでも「解析&企画」、「財務&コーポレートファイナンス」職の求人数は、2013年8月依頼の過去最高値を更新しました。
 また、9カ月ぶりにTOP3入りとなった「電機(電気/電子/半導体)技術系」は、「セールスエンジニア/サービスエンジニア」、「品質管理」職の求人数が増加し、全体では前月比62%増となりました。「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」は、5カ月連続でのTOP3入りとなり、転職希望者数が前月比75%の増加となった一方、求人数も前月比22%増となり、この分野の転職市場は活況を呈しています。

 
◆業種別グローバル転職求人倍率
2016年2月度業種別グローバル転職求人倍率
 グローバル転職求人倍率を業種別に見ると、最も高かった「電気・ガス・熱供給・水道業」は、前月比5.29ポイント減の2.71倍。次いで「製造業」が前月比0.32ポイント減の2.36倍、「医療,福祉」が前月比0.11ポイント増の2.00倍となりました。
 先月に引き続きトップとなった「電気・ガス・熱供給・水道業」の求人数は、2013年8月以来、過去最高となりました。特に「建築/土木/設備/不動産」系のマネージメント職、技術職が増加しており、新たな設備増設等のニーズが増加しているのではないかと考えられます。
 8カ月連続でTOP3入りとなった「製造業」では、「自動車・輸送機メーカー」、「半導体・電気・電子部品メーカー」で2013年8月以来、過去最高の求人数となりました。

 また全体では、日本語、英語ともにビジネスレベル以上の語学力を求める新規求人と、同スキルを有する転職希望者の新規登録者数は2013年8月以来、過去最高となりました。
さらに、2014年、2015年のトレンドでは、2月度は転職希望者数が求人数を超え、倍率が1倍を下回っておりましたが、2016年は、求人数が前月比1.1倍に増加し、グローバル転職求人倍率は1.08倍と、求人数が転職希望者数を上回る結果となりました。

○ 詳しいレポートはコチラ → 2016年2月度グローバル転職求人倍率