IT技術系「プロジェクトマネージャー」、「業務アプリケーションSE」の求人数過去最高

お知らせ

2016年6月 グローバル転職求人倍率1.30倍

ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comを展開するダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:篠原 裕二)は、2016年6月末時点のグローバル転職求人倍率※をまとめました。

※グローバル転職求人倍率:2ヵ国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ転職希望者の需給バランスを算出したもの <転職求人倍率=求人数÷転職希望者数>

◆職種別グローバル転職求人倍率
2016年6月度職種別グローバル転職求人倍率
 グローバル転職求人倍率を職種別に見ると、「財務/会計」が最も高く、前月比1.42ポイント増の4.12倍となりました。次いで、「IT技術系」が前月比0.44ポイント増の3.68倍、「マーケティング/PR」が前月比1.55ポイント減の3.25倍で高倍率TOP3入りとなりました。
「IT技術系」は2014年3月以来のTOP3となりました。中でも「プロジェクトマネージャー」、「業務アプリケーションSE」の求人数は過去最高となり、全体的に2016年3月以降増加傾向である求人数に対して、該当する転職希望者数が減少傾向であるため、高倍率となったのではないかと考えられます。
 
◆業種別グローバル転職求人倍率
2016年6月度業種別グローバル転職求人倍率
 グローバル転職求人倍率を業種別に見ると、「金融業,保険業」が最も高く、前月比1.33ポイント増の3.63倍。次いで「製造業」が前月比0.40ポイント増の2.58倍、「情報通信業」が前月比0.13ポイント減の2.50倍となりました。
「金融業,保険業」については4カ月連続高倍率、TOP3入り。求人数は前月比126%、「生命保険・損害保険」の求人数は2015年4月の求人数を更新し、過去最高となりました。「製造業」については、求人数が前月比105%、「機械メーカー」の求人数は2015年4月の求人数を更新し、過去最高となりました。先月に引き続きTOP3に入った「情報通信業」については、求人数前月比107%で「ソフトウェアベンダー」は2013年8月以来、求人数が過去最高となりました。

TOP3の業種における募集職種を見てみると、「製造業」については「メーカー系営業」、「事務系(物流/資材/購買」」の募集が多く、「IT技術系」職種の募集は9%程度であることが明らかになりました。
一方「金融業,保険業」ではで「社内システム担当」での募集が一番多く、「情報通信業」では「プロジェクトマネージャー」と「営業」に加え「業務アプリケーションSE」のニーズが増加しており、この二つの業種においては、IT技術系職種での募集が全体の約半数を占めていることが明らかになりました。

○ 詳しいレポートはコチラ → 2016年6月度グローバル転職求人倍率