2021年10月、グローバル人材の求職者動向は「金融/保険/不動産系」が大幅に活発化

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2021年11月8日午前10時から、外国人の新規入国制限の見直し、およびワクチン接種証明書保持者に対する入国後の行動制限の緩和が実施されました。ビジネスなどを目的とする3ヵ月以下の短期滞在や、留学生・技能実習生などの長期滞在者も、審査を経て日本へ入国できるようになり、グローバルに働くビジネス・パーソンのの動きは徐々に回復していく兆しが見えてきています。まだ具体的な規制緩和が実施される前の、10月におけるグローバル人材の動き(※)は、どうなっていたでしょうか?

※英語・日本語共にビジネスレベル以上の人材に絞った【Daijob.com登録者で求人応募歴あり、スカウト「興味あり」返信歴あり】の動向

【主なトピック】
・「金融/保険/不動産系」が前月比で大幅に活発化
・前年比は、ほぼ全職種で鈍化傾向

「金融/保険/不動産系」が前月比で大幅に活発化

9月は「サービス/リテール系」を除いて、すべての職種が活発化していましたが、10月は「電機・機械」(-24.2%)、「アドミン系」(-17.2%)、「企画/マーケティング/PR」(-7.4%)、「サービス/リテール系」(-14.6%)の4職種が鈍化しました。「金融/保険/不動産系」(+12.1%)は、9月(+31.8%)に続いて活発化傾向になっています。

前年比は、ほぼ全職種で鈍化傾向

8月には少し活発化していた前年同月比は、9月に続いてほぼ全職種で鈍化傾向です。「金融/保険/不動産系」(+17.5%)のみ増加し、「営業」(-4.2%)は減少はしていますが、1桁台のマイナスに止まりました。
 

人材市場の動きは10月をピークに年内は落ち着きを見せることが多いですが、今年は停滞していた経済の動きを活発化させていく動きもあるため、その影響により人材動向も変化する可能性があります。年内の人材動向についても、来春に向けた採用計画の参考として、ぜひチェックしてみてください。