2023年4月、グローバル人材の求職者動向は全体的に鈍化傾向、4 職種は活発化

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新年度がスタートし、人事担当者は多忙を極める時期。さらに現在は、人材の流動性も高まっており、スピーディーな対応が求められているのではないでしょうか? また、2022年12月にオープンAI社が発表したChat GPTが注目を集めていますが、求人作成や応募者とのやりとりなどでも活用されており、賛否両論あるものの、アメリカ企業の人事担当者の、時間短縮・仕事の効率化に一役買っているようです。簡単なタスクやルーティンワークに対して上手くChat GPTを取り入れるのも1つの手かもしれません。
それでは、4月の“グローバル人材の動向(※)” はどうなったのか、見ていきましょう。

※ 英語・日本語共にビジネスレベル以上の人材に絞った【Daijob.com登録者で求人応募歴あり、スカウト「興味あり」返信歴あり】の動向

【主なトピック】
・前月比は、全体的に鈍化傾向、4 職種は活発化
・前年同月比は、一部の職種で大幅に活発化

前月比は、全体的に鈍化傾向、4 職種は活発化

全体的に活発化した昨年とは異なり、2023年4月は全体的に鈍化傾向になりました。その中でも「営業」(+ 13.8%)、「サービス/リテール系」(+ 11.0%)、「コンサルティング」(+ 7.4%)ほかで活発化傾向が見られました。

前年同月比は、一部の職種で大幅に活発化

「IT関連」(+ 37.6%)、「企画/マーケティング/PR」(+ 30.4%)と、30%以上の増加がありました。一方、「エグゼクティブ/経営」(- 50.0%)、「電機・機械」(- 46.4%)、「コンサルティング」(- 46.3%)においては、大幅な鈍化傾向が目立ちました。

前月比において、2022年4月は全体的に活発化しましたが、今年は全体的に鈍化傾向という結果となりました。例年、4月は採用活動が一旦落ち着くため、コロナ前の採用マーケットに戻りつつあることが見て取れます。
全体的に4月は求人数が減る傾向にある分、採用市場には優秀な求職者が増え、アプローチできる機会が増えます。5月26日(金)、弊社にてキャリアフェアを実施します。求職者と対面で会うチャンスですので、ご検討の際は、ぜひ一度ご相談ください。