2024年2月、グローバル人材の求職者動向は、前月比は全体的に活発化、「コンサルティング」をはじめ、4職種で10%以上アップ

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昨年の同時期に取り上げました「外国人雇用状況」について、過去最高を更新したとお伝えしましたが、今年度はさらに増加し、2,048,675 人と、初の200万人越え。前年比 225,950 人増加し、対前年増加率は 12.4 %と前年の 5.5 %から 6.9 ポイント上昇。前年からの増加率では、多い順にインドネシア56%、ミャンマー49.9%、ネパール23.2%となっています。また、外国人を雇用する事業所数も、 30万所以上で対前年増加率は 6.7 %。こちらも、届出義務化以降、過去最高を更新しています。(※1)現在でもすでに、中小企業の約65%は人手不足と言われる中、外国籍人材の採用ニーズはますます高まる見通しです。

それでは、2024年2月の“グローバル人材の動向(※2)” はどうなったのか、見ていきましょう。

※1 厚生労働省『「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和5年10月末現在)』参照
※3 英語・日本語共にビジネスレベル以上の人材に絞った【Daijob.com登録者で求人応募歴あり、スカウト「興味あり」返信歴あり】の動向

【主なトピック】
・前月比は全体的に活発化、「コンサルティング」をはじめ、4職種で10%以上アップ
・前年同月比は6職種が活発化、「コンサルティング」(+72.7%)、「クリエイティブ」(+50.0%) が著しく増加

前月比は全体的に活発化、「コンサルティング」をはじめ、4職種で10%以上アップ

1月に続き、全体的に活発化しました。特に「コンサルティング」(+18.8%)、「IT関連」(+ 14.9%)、「アドミン系」(+12.6%)、「電機・機械系」(+11.9%)は、10%以上増加しました。

前年同月比は6職種が活発化、「コンサルティング」(+72.7%)、「クリエイティブ」(+50.0%) が著しく増加

活発化・鈍化した職種は、1月と全く同じになりました。著しく増加した職種、減少した職種も2ヵ月連続同様で、「コンサルティング」(+ 72.7%)、「クリエイティブ」(+ 50.0%)、「企画/マーケティング/PR」(+22.6%)。鈍化したのは、「金融/保険/不動産系」(- 34.0%)、「エグゼクティブ/経営」(- 22.9%)となりました。

1月同様、前月比、前年同月比とも、「クリエイティブ」が活発化しました。引き続き、大手ITエンターテイメント企業がDaijob.com内での露出を上げていたことが影響したものと考えられます。
また、特に売り手市場の「IT関連」「電機・機電」分野では、より良い条件の転職先を探しているエンジニアが昨年に比べて活発に動いていることが伺えます。企業によるコロナ禍後のリバウンド需要は落ち着いたものの、人手不足を補うため、まだまだ同分野の採用ニーズは増加していく見込みです。
 
 
  

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