2020年12月、グローバル人材の求職者動向は7業界で大きく活発化

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年末を前に、求人数が減り求職者の動きがスローダウンしがちな12月のグローバル人材の求職者動向※は、全体的に鈍化傾向にあった11月と比べ、7業界で大きく活発化しました。

※英語・日本語共にビジネスレベル以上の人材に絞った【Daijob.com登録者で求人応募歴あり、スカウト「興味あり」返信歴あり】の動向

【主なトピック】
・7業界の平均成長率が10%超え
・「金融/保険/不動産系」「アドミン系」「マーケティング/PR」が持ち直す

7業界の平均成長率が10%超え

11月にプラスとなった7業界の平均成長率は+7.1%でしたが、12月は+12.4%と10%を超える成長を見せました。中でも「IT関連」は+34.8%と、2020年4月以来最高の伸び率です。また「コンサルティング」が+17.3%、「エグゼクティブ/経営」は+15.7%と2020年8月からマイナス傾向にあった業界が大きく巻き返したことがわかりました。

「金融/保険/不動産系」「アドミン系」「マーケティング/PR」が持ち直す

前年同月と比べると全体的にマイナス傾向にあるものの、いくつかの業界で成長が見られました。2020年6月からマイナスを示していた「金融/保険/不動産系」が+3.6%に、7月からマイナスに転じていた「アドミン系」が+2.0%、9月からマイナス傾向だった「マーケティング/PR」も±0%と持ち直しました。

新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、一年を通してマイナス傾向に転じた業界が多かった2020年でした。その中でも健闘した業界が複数あることから、今後も全体的な持ち直しが期待できます。
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