2021年7月、3ヵ月連続でグローバル人材の求職者動向は活発化

Businessman working on tablet in cafe
日本政府は2021年7月26日から、海外渡航向けの発行を目的に、新型コロナウイルスワクチンの接種証明書の申請を受け付け始めました。グローバル人材にとっては、リモートワークが普及したとはいえ、ビジネスによっては渡航制限が足かせになっていた方々も多いと思います。現在は日本在住のグローバル人材を中心に転職市場が動いていますが、渡航・入国制限が徐々に緩和され、今後さらにグローバル人材の流動が起こる可能性も踏まえながら、7月の動向を見てみましょう。

※英語・日本語共にビジネスレベル以上の人材に絞った【Daijob.com登録者で求人応募歴あり、スカウト「興味あり」返信歴あり】の動向

【主なトピック】
・「エグゼクティブ/経営」が3ヵ月連続で増加
・「営業」と「金融/保険/不動産系」は2ヵ月連続で活発化

「エグゼクティブ/経営」が3ヵ月連続で増加

5月から続いて、求職者の動きは全体的に活発化しています。特に「エグゼクティブ/経営」(+14.4%)は、3カ月連続して増加しています。「金融/保険/不動産系」(+13.5%)は2ヵ月連続で活発化の傾向にありますが、先月(6月)は34.5%増加していたため、今月と合わせて大きな伸び率となっています。

 

「営業」と「金融/保険/不動産系」は2ヵ月連続で活発化

7月の昨年比は、全体的に鈍化傾向となりました。落ち込む職種が多い中、「営業」(+8.2%)と「金融/保険/不動産系」(+5.0%)は、2ヵ月連続で活発化しました。昨年の、コロナの影響が少し落ち着いてきた頃との比較になったためと推測します。

 

3ヵ月連続で、全体的に活発化の傾向が続き、語学力のある日本国籍の人材だけでなく、渡航制限がある中でも、日本在住の外国籍人材のニーズは高まっていました。アフターコロナのビジネスや働き方に合わせて、Daijob.com登録者のような多様性のある人材にもご注目ください。