2017年11月 グローバル転職求人倍率2.18倍
ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comを展開するダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:篠原 裕二)は、2017年11月末時点のグローバル転職求人倍率※をまとめました。
※グローバル転職求人倍率:2ヵ国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ転職希望者の需給バランスを算出したもの <転職求人倍率=求人数÷転職希望者数>
2017年11月のグローバル転職求人倍率は、前月比0.63pt増の2.18倍に上昇し、2013年8月の調査開始以来、過去最高となりました。企業の求人はほぼ横ばいに推移した一方、求職者数の減少が倍率を押し上げました。
グローバル転職求人倍率を業種別に見ると、TOP3は「電気・ガス・熱供給・水道業」、「農林水産・鉱業」、「製造業」となりました。12業種のうち、「製造業」、「卸売業、小売業」、「宿泊業、飲食サービス業」、「金融業、保険業」、「情報通信業」、「サービス業」、「農林水産・鉱業」の7業種で求人倍率が上昇しました。
求人数は「宿泊業、飲食サービス業」、「情報通信業」の2業種で前月より増加しました。特に「情報通信業」では、前月比33.3%増と大きく伸長。依然としてIT関連業界における採用難が続いており、採用意欲が衰える気配はありません。
グローバル転職求人倍率を職種別に見ると、TOP3は「マーケティング/PR」、「財務/会計」、「クリエイティブ(インターネット関連)」となりました。求人数は、「IT技術系」で前月比12.3%増と引き続き上向き傾向にあるほか、「総務/人事/法務」が前期比16.8%増と、今年最高値を更新するなど、各社で人材の獲得に苦慮している様子がうかがえます。
○ 詳しいレポートはコチラ → 2017年11月度グローバル転職求人倍率