2017年12月 グローバル転職求人倍率2.53倍
ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comを展開するダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:篠原 裕二)は、2017年12月末時点のグローバル転職求人倍率※をまとめました。
※グローバル転職求人倍率:2ヵ国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ転職希望者の需給バランスを算出したもの <転職求人倍率=求人数÷転職希望者数>
2017年12月のグローバル転職求人倍率は、前月比0.35pt増の2.53倍に上昇し、2ヵ月連続で過去最高値を更新しました。企業の求人はほぼ横ばいに推移した一方、サービスや小売などでの求職者数の減少により、倍率が上昇しています。
グローバル転職求人倍率を業種別に見ると、TOP3は「農林水産・鉱業」、「製造業」、「金融業,保険業」となりました。12業種のうち、「卸売業、小売業」、「宿泊業、飲食サービス業」、「金融業、保険業」、「建設業,不動産業,物品賃貸業」、「医療,福祉」、「学術研究,専門・技術サービス業,教育,学習支援業」、「サービス業」、「農林水産・鉱業」の8業種で求人倍率が上昇しました。
求職者数は「宿泊業、飲食サービス業」、「建設業,不動産業,物品賃貸業」、「電気・ガス・熱供給・水道業」の3業種で前月より増加しました。
グローバル転職求人倍率を職種別に見ると、TOP3は「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」、「電機(電気/電子/半導体)技術系」、「営業」となりました。また「エグゼクティブ/経営」、「IT技術系」、「財務/会計」、「カスタマーサービス」、「営業」、「流通・小売/消費財/ファッション」の6職種では、求人倍率が2017年の最高値を記録するなど、人手不足が深刻さを増しています。
○ 詳しいレポートはコチラ → 2017年12月度グローバル転職求人倍率