2023年6月、グローバル人材の求職者動向は6職種で活発化、特に「コンサルティング」は大幅増加

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あっという間に1年の折り返し月になりました。これから、夏休みシーズンに入ります。新卒採用を実施している企業では、夏季休暇を利用してインターンシップに参加する学生の対応をする人事の方もいらっしゃるのではないでしょうか。2023年3月23日に経団連が公表した「質の高いインターンシップに関する意向調査結果(※1)では、回答企業数275社のうち、2022年度において、「インターンシップを実施した」企業は82%、「実施していない」企業は18%という結果でした。海外では日本の認知度や人気が上がり、海外の学生が日本のインターンシップ参加を希望するケースも増えているようです。
即戦力のキャリア人材、新卒人材を含め、6月の“グローバル人材の動向(※2)” はどうなったのか、見ていきましょう。

※1 一般社団法人 日本経済団体連合会『質の高いインターンシップに関する意向調査結果』(2023年3月23日) 参照
※2 英語・日本語共にビジネスレベル以上の人材に絞った【Daijob.com登録者で求人応募歴あり、スカウト「興味あり」返信歴あり】の動向

【主なトピック】
・前月比は、6職種で活発化、特に「コンサルティング」は大幅増加
・前年同月比は、「IT関連」「企画/マーケティング/PR」が25%以上の活発化

前月比は、6職種で活発化、特に「コンサルティング」は大幅増加

全体的に大幅に活発化した5月に比べ、6月は6職種が活発化傾向となりました。中でも、「コンサルティング」(+ 24.5%)、「電機・機械」(+ 16.3%)、「IT関連」(+12.1%)では10%以上で活発化しました。また、「営業」「サービス/リテール系」は3ヵ月連続プラス数値になっています。

前年同月比は、「IT関連」「企画/マーケティング/PR」が25%以上の活発化

前年同月比においても、5月は全体的に活発化しましたが、今月は4職種のみでプラス数値。「IT関連」(+ 39.6%)、「企画/マーケティング/PR」(+ 27.6%)は25%以上になり、先月に引き続き大幅に増加。一方、「金融/保険/不動産系」(- 33.9%)、「クリエイティブ」(- 20.6%)は20%以上のマイナス傾向となりました。

全体的に活発化した5月と比較すると、6月は約半分の職種が活発化という結果になりました。昨年を振り返ると、7月、8月の夏休みシーズンも約半数の職種が活発化しています。市場動向を予測する参考になりますので、ぜひ引き続きチェックしてみてください。

 
 
  

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