2018年7月 グローバル転職求人倍率1.77倍
※グローバル転職求人倍率：2カ国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ求職者の需給バランスを算出したもの ＜転職求人倍率＝求人数÷求職者数＞
2018年7月のグローバル転職求人倍率は、前月より0.22ポイント低い1.77倍となりました。前年同月の1.56倍と比べると0.21ポイント上昇しており、前年の同じ時期よりも求職者に有利な市況となっています。求人倍率が前年同月を上回るのは昨年10月から10カ月連続で、売り手市場の継続がうかがえます。
グローバル転職求人倍率を業種別に見ると、TOP３は「製造業」、「電気・ガス・熱供給・水道業」、「農林水産・鉱業」となりました。
求人数は前月と比べて、「製造業」、「電気・ガス・熱供給・水道業」、「医療,福祉」、「学術研究,専門・技術サービス業,教育,学習支援業」の4業種にて増加しました。
また求職者数は前月と比べて、「製造業」、「金融業,保険業」、「電気・ガス・熱供給・水道業」、「運輸業,郵便業」、「情報通信業」、「医療,福祉」、「農林水産・鉱業」の7業種で増加が見られました。
グローバル転職求人倍率を職種別に見ると、TOP3は「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」、「電機（電気/電子/半導体）技術系」、「クリエイティブ(インターネット関連)」となりました。
求人数は前月と比べて、「電機（電気/電子/半導体）」、「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品」、「事務系」、「マーケティング/PR」、「クリエイティブ(インターネット関連)」、「官公庁/団体/その他職種」の6職種で増加しました。
また求職者数は前月と比べて、「エグゼクティブ/経営」、「IT技術系」、「電機（電気/電子/半導体）」、「機械（自動車/プラント/精密機器）」、「マーケティング/PR」、「ホテル/レジャー/外食系/旅行」、「金融/銀行/証券/保険関連」、「クリエイティブ(広告/出版/放送/映像関連/その他)」、「官公庁/団体/その他職種」の9職種で増加しました。
