2018年11月 グローバル転職求人倍率1.76倍
※グローバル転職求人倍率：2カ国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ求職者の需給バランスを算出したもの ＜転職求人倍率＝求人数÷求職者数＞
2018年11月のグローバル転職求人倍率は前月より-0.04ポイント低い1.76倍になり、前年同月の2.18倍と比べると0.42ポイント下落しました。前年は年末に近づいたことで求職者の活動が落ち着いたため、倍率が押し上げられましたが、今年は引き続き求職者が増加しているため、倍率は低下する結果となりました。
グローバル転職求人倍率を業種別に見ると、TOP3は「農林水産・鉱業」、「情報通信業」、「金融業,保険業」となりました。
求人数は前月と比べて、「宿泊業,飲食サービス業」、「金融業,保険業」、「建設業,不動産業,物品賃貸業」、「情報通信業」、「学術研究,専門・技術サービス業,教育,学習支援業」、「サービス業」の6業種にて増加しました。
また求職者数は前月と比べて、「宿泊業,飲食サービス業」、「建設業,不動産業,物品賃貸業」、「電気・ガス・熱供給・水道業」、「学術研究,専門・技術サービス業,教育,学習支援業」の4業種で増加が見られました。
グローバル転職求人倍率を職種別に見ると、TOP3は「IT技術系」、「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」、「電機（電気/電子/半導体）技術系」となりました。
求人数は前月と比べて、「エグゼクティブ/経営」、「IT技術系」、「電機（電気/電子/半導体）」、「教育/トレーニング/語学系」、「コンサルティング」、「クリエイティブ(インターネット関連)」、「官公庁/団体/その他職種」の7職種で増加しました。
また求職者数は前月と比べて、「電機（電気/電子/半導体）」、「財務/会計」、「総務/人事/法務」、「事務系」、「教育/トレーニング/語学系」、「医療/福祉/介護」の6職種で増加しました。
