2018年12月のグローバル転職求人倍率は2.13倍 前月比+0.37ポイント
※グローバル転職求人倍率:2カ国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ求職者の需給バランスを算出したもの <転職求人倍率=求人数÷求職者数>
2018年12月のグローバル転職求人倍率は前月より0.37ポイント高い2.13倍になり、2018年度で初めて2倍を超える結果になりました。求人倍率が大きく上昇したことで、求職者優位の採用市場がうかがえます。
グローバル転職求人倍率を業種別に見ると、TOP3は「電気・ガス・熱供給・水道業」、「医療,福祉」、「金融業,保険業」となりました。
求人数は前月と比べて、「卸売業,小売業」、「宿泊業,飲食サービス業」、「電気・ガス・熱供給・水道業」、「運輸業,郵便業」、「医療,福祉」、「農林水産・鉱業」の6業種にて増加しました。
また求職者数は前月と比べて、「建設業,不動産業,物品賃貸業」、「情報通信業」、「農林水産・鉱業」の3業種で増加が見られました。
グローバル転職求人倍率を職種別に見ると、TOP3は「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」、「総務/人事/法務」、「電機(電気/電子/半導体)技術系」となりました。
求人数は前月と比べて、「機械(自動車/プラント/精密機器)」、「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品」、「建築/土木/設備/不動産」、「財務/会計」、「事務系」、「マーケティング/PR」、「カスタマーサービス」、「営業」、「コンサルティング」、「医療/福祉/介護」、「金融/銀行/証券/保険関連」、「クリエイティブ(インターネット関連)」、「クリエイティブ(広告/出版/放送/映像関連/その他)」、「官公庁/団体/その他職種」の14職種で増加しました。
また求職者数は前月と比べて、「機械(自動車/プラント/精密機器)」、「建築/土木/設備/不動産」、「マーケティング/PR」、「コンサルティング」、「金融/銀行/証券/保険関連」、「資産/不動産資産/不動産」の6職種で増加しました。