【Daijob.com】日本人に対する外国人と働くことに関するアンケート調査 外国人と働く日本人、「一緒に働いて語学力が向上した」との回答が90%

お知らせ
2019.05.31

外国人と働く日本人、「一緒に働いて語学力が向上した」との回答が90%

ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comを展開するヒューマングローバルタレント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:篠原 裕二、以下「当社」)は、現在外国人と働いている日本人ビジネスパーソンに、「外国人と働くことに関するアンケート調査」を実施しました。

調査結果のポイント

◆はじめに

 新たな在留資格「特定技能」の創設からおよそ2カ月が経ち、国内でも外国人と働く機会がますます増えるとみられます。そこで、外国人と一緒に働くために日本人はこれからどうすればいいかを探るため、当社では現在外国人と共に働いている日本人300人以上を対象に、「外国人と働くことに関するアンケート調査」を行いました。

◆調査概要

調査期間: 2019年5月17日(金)~2019年5月21日(火)
調査対象条件: 日本国籍で、現在外国人と働いている者
有効回答数: 311名
調査方法: 「Daijob.com」を通じたインターネット調査
調査主体: ヒューマングローバルタレント株式会社
※端数処理の関係で、各グラフの内訳の合計が100%にならない場合があります。

◆調査結果

■外国人と一緒に働いて良かったことは「異文化理解」が最多

 外国人と働いたことで良かったことについて見てみると、「異文化理解が深まった」が30%、次いで「語学力が向上した」、「新しい価値観に気付けた」がそれぞれ29%と続きました(=図1)。
 また、外国人と一緒に働いて最も良かったこと(上位3項目)を職種別に見ると、「異文化理解が深まった」と回答した割合が最も大きかった職種は「教育/トレーニング/語学系」の15.2%となりました(=図2)。また、「語学力が向上した」では「IT技術系」が15.6%で最多、「新しい価値観に気付けた」では「IT技術系」と「財務/会計」がそれぞれ10.9%で最も多い結果となりました。

図1

図2

■外国人と一緒に働いて課題に感じたことで最も多い割合は「価値観が違ったこと」

 外国人と一緒に働いて課題に感じたことについて見てみると、「価値観が違ったこと」が46%で最も多く、以下は「ニュアンスが伝わらなかった」が20%、「意思疎通がうまくできなかった」が14%などと続きました(=図3)。

図3

■「価値観が違った」との回答割合、最も大きい職種は「教育/トレーニング/語学系」

 外国人と一緒に働いて課題に感じたこと(上位3項目)を職種別に見ると、「ニュアンスが伝わらなかった」と回答した割合が最も大きかった職種は「IT技術系」、「財務/会計」で、それぞれ12.8%に上りました(=図4)。以下は「意思疎通がうまくできなかった」では「IT技術系」が21.4%、「価値観が違った」では「教育/トレーニング/語学系」が12.0%となりました。

図4

■「外国人と一緒に働いて語学力が向上した」は90%

 外国人と一緒に働くことが語学力向上に貢献したと回答した人の割合は90%に上りました。語学力向上に外国人と一緒に働くことが効果的であることがうかがえます。

●図5 外国人と一緒に働いて語学力が向上したかどうか (n=198)

図5下

◆語学力向上の理由は「必要に迫られて」など

 語学力が向上した理由について自由記述で尋ねたところ、「話せないと仕事にならないため」、「相手の言語でやり取りしたほうが早く仕事が進むため」、「より良い意思疎通を図るため」など、必要に迫られたことや、仕事における効率性の観点を挙げる声が目立ちました。
 一方、語学力が向上しなかった理由については、「相手が日本語を話せたため」、「限定的な会話に留まるため」、「難しいことは通訳に頼む風潮があったため」などが挙げられました。

◆外国人からの誤解エピソード、「毎日寿司、すき焼き」も

 このほか、外国人に誤解されていると感じたエピソードについて自由記述で尋ねたところ、「日本人はよく仕事をするという先入観を持っている」、「残業を抵抗なくすると思われている」など、 “勤勉さ”に関する回答が多く挙げられました。
 また、日本文化の印象の強さからか「日本人ならアニメに詳しいと思われる」との回答や、一般的には高級料理とされる寿司や刺身、すき焼き、しゃぶしゃぶを「家庭で日常的に食べていると思われている」との回答もありました。

◆一緒に働く上で大切なことは「相互理解」

 外国人と一緒に働く上で大切なことを自由記述で尋ねたところ、「お互いの文化の違いを尊重する」、「外国の文化、考え方を理解する」と相手を思いやる回答が多く挙げられました。
 そのほかには「『外国人』扱いしないこと」という回答も挙げられました。これに関連して、当社が2019年4月26日に公表した「外国人に対する日本での就労アンケート調査」では、外国人も日本企業に対して「外国人扱いしないで欲しい」という回答を挙げていたことから、外国人と働く上で相手を意識することは大切であるものの、バランスが必要なことがうかがえます。

◆アンケート調査結果を受けて

 外国人と働く上で良いことも課題もさまざまあることが分かりました。その中でも特に課題として「価値観の違い」を挙げる声が46%と大きな割合を占めたことから、日本人と外国人が共に働く上では、お互いの理解が大切であることがうかがえました。
 「グローバルで活躍したい人材に、より最適なポジションを。」という理念を掲げる当社は、グローバルで活躍する企業や人材に向けて、今後も引き続き有益な情報を提供して参ります。

○ 詳しいレポートはコチラ → 外国人と働くことに関するアンケート調査