2014年8月グローバル転職求人倍率1.68倍

「金融/銀行/証券/保険関連」職種に於いて、2013年11月の最高値を超え高倍率

ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comを展開するダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠原 裕二)は、2014年8月末時点でのグローバル転職求人倍率をまとめました。
ここでいうグローバル転職求人倍率とは2か国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人とそのスキルを持つ転職希望者の需要バランスを算出したものを指しています。<転職求人倍率=求人数÷転職希望者数>

 

◆職種別グローバル転職求人倍率
2014年8月度職種別グローバル転職求人倍率
グローバル転職倍率を職種別で見てみると、「総務/人事/法務」が5.63倍でトップ。次いで「マーケティング/PR」が4.81倍、「金融/銀行/証券/保険関連」が4.45倍で着地致しました。「総務/人事/法務」は3ヵ月連続、「マーケティング/PR」は4カ月連続で高倍率となりました。上位3職種は、4か月連続で倍率が上昇しております。また、3番目に倍率が高かった「金融/銀行/証券/保険関連」については、2013年11月の最高値を超え、高倍率となりました。
要因としては、直近3ヵ月では、求人数が2-4%ずつ微減しているのに対して、該当する転職希望者の減少幅が28-42%と大きいこと挙げられます。

◆業種別グローバル転職求人倍率
2014年8月度職種別グローバル転職求人倍率
グローバル転職倍率を業種別に見てみると、「農林水産・鉱業」が3.08倍でトップ。次いで、「金融業、保険業」が2.85倍、「製造業」が2.47倍と続きました。上位3業種は先月と同じ結果で、前月の倍率を上回りました。「金融業、保険業」、「製造業」では対象となる転職希望者が前月比21%減少、「農林水産・鉱業」では15%減少したことが要因と考えられます。前月と比較して倍率が低くなっている、もしくは1.0倍を切る業種では該当する転職希望者が増加しており、逆に前月より倍率が高くなっている業種では該当する転職希望者の減少幅が大きいことで、8月度の倍率が上昇傾向にあると考えられます。

○ 詳しいレポートはコチラ → 2014年8月度グローバル転職求人倍率