12職種、11業種に於いて求人数2013年8月以来過去最高。
ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comを展開するダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠原 裕二)は、2014年6月末時点でのグローバル転職求人倍率をまとめました。
ここでいうグローバル転職求人倍率とは2か国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人とそのスキルを持つ転職希望者の需要バランスを算出したものを指しています。<転職求人倍率=求人数÷転職希望者数>
◆職種別グローバル転職求人倍率
グローバル転職倍率を職種別で見てみると、「マーケティング/PR」が4.04倍でトップ。次いで「総務/人事/法務」が3.50倍、「財務/会計」が2.92倍で着地致しました。5月に引き続き高倍率だった「マーケティング/PR」では特に企画・マーケティング職での求人が増加しており、前月比1.2倍。また倍率3倍を超えた「総務/人事/法務」ではコンプライアンスの関連職が前月比2倍増。また「財務/会計」に含まれる経理、公認会計士/税理士、会計/財務に加え、その他12職種に於いて求人数が、2013年8月以来過去最高となりました。
◆業種別グローバル転職求人倍率
グローバル転職倍率を業種別に見てみると、「電気・ガス・熱供給・水道業」が7.00倍でトップ。次いで、「情報通信」が2.18倍、「製造業」が2.16倍と続きました。
「電気・ガス・熱供給・水道業」が高倍率となった要因としては、対象となる転職希望者が減少したことが要因と考えられます。また、「情報通信」、「製造業」に関しては求人数が前月比約1.2倍に対して対象となる転職希望者数が減少していることが、高倍率の要因となったと考えられます。
業種別においても、ファッション・アパレル・アクセサリー関連、流通・小売、消費財/FMCGメーカー、自動車・輸送機器メーカーなど11業種に於いて求人数が2013年8月以来過去最高となりました。