食品・製薬「製品開発」職でのバイリンガル人材需要増

お知らせ

2015年10月 グローバル転職求人倍率1.35倍

ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comを展開するダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:篠原 裕二)は、2015年10月末時点のグローバル転職求人倍率※をまとめました。

※グローバル転職求人倍率:2ヵ国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ転職希望者の需給バランスを算出したもの <転職求人倍率=求人数÷転職希望者数>

 
◆職種別グローバル転職求人倍率
2015年9月度職種別グローバル転職求人倍率
グローバル転職求人倍率を職種別に見てみると、トップは「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」、前月比11.06ポイント増で、13.0倍と高倍率となりました。次いで、「総務/人事/法務」が前月比2.08ポイント増の5.50倍、「財務/会計」が前月比1.41ポイント減の3.76倍となりました。

「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」が、異常ともいえる高倍率となった要因は、同職種の経験を持つ10月新規転職希望者数の内、英語、日本語が、共にビジネス会話以上の語学スキルを持つ割合がわずか15%で、2013年8月以来 過去最低でした。これに対し、求人数では同職種における全求人数の内、語学スキルを条件とする求人の割合が55%を占め、過去最高となっており、両者の需給バランスが崩れたと考えられます。特に、「製品開発」職の求人数が前月比2.0倍に増加し、2013年8月以来 過去最高の求人数となりました。

 
◆業種別グローバル転職求人倍率
2015年9月度業種別グローバル転職求人倍率
グローバル転職求人倍率を業種別に見てみると、「建設業、不動産業、物品賃貸業」が前月比3.96ポイント増の4.38倍でトップ、次いで「製造業」が前月比2.30ポイント増の4.03倍、「農林水産・鉱業」が前月比0.29ポイント増の3.07倍となりました。
「建設業、不動産業、物品賃貸業」に於いては、2015年3月以来のTOP3で、2013年8月以降 過去最高倍率となりました。また、「製造業」に於いても、4カ月連続TOP3入りで過去最高倍率となりました。

業種別においては、12業種中10業種で倍率が前月を上回り、前月比で減少した「医療,福祉」「学術研究,専門・技術サービス業,教育,学習支援業」以外の全業種に於いて1.0倍を超えました。

○ 詳しいレポートはコチラ → 2015年10月度グローバル転職求人倍率