2022年2月、グローバル人材の求職者動向は1月に続いて活発化傾向

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 4月の新年度スタートに向けて、社内のご準備は進んでいらっしゃいますか? 近年は入社オリエンテーションだけでなく、「オンボーディング」を導入する企業も増えてきていますが、こちらで海外の事例についてご紹介しています。(「海外のオンボーディング事例:社員を戦力化する方法は?」) 社員の定着率や会社の満足度が上がった例などもあるので、ぜひ参考にしてみてください。では、2月の‟グローバル人材の動き(※)”を見てみましょう。

※英語・日本語共にビジネスレベル以上の人材に絞った【Daijob.com登録者で求人応募歴あり、スカウト「興味あり」返信歴あり】の動向

【主なトピック】
・1月に続いて前月比は全体的に活発化
・前年同月比は全体的に鈍化傾向、「語学/トレーニング/語学系」が1月に続いて活発化

1月に続いて前月比は全体的に活発化

 全体的に活発化の傾向が見られた1月に続き、2月も求職者の動きが増加しました。特に大きな動きは「コンサルティング」(+33.3%)で、1月も(+9.1%)の増加が見られ、2ヵ月連続で活発化しています。

前年同月比は全体的に鈍化傾向、「語学/トレーニング/語学系」が1月に続いて活発化

 前年同月比では、「語学/トレーニング/語学系」(+30.5%)が、大幅に活発化しました。1月の前年同月比も(+37.5%)と増加しており、4月の新年度に合わせて求職者が昨年以上に大きく動いています。

 日本でも水際対策が徐々に緩和されつつあり、今後は海外からの入国者が増加していくことが予想されます。(2022年3月現在)Daijob.comの登録者アンケートからは、「コロナの影響で泣く泣く日本で働くことを諦めた」という声も聞かれましたが、入国規制の緩和が進むことで、改めてグローバル人材市場にも変化が起こりそうです。