2024年5月、グローバル人材の求職者動向は、全体的に活発化、特に「営業」が43.5%と大幅にプラス

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新年度から2ヵ月経ち、新入社員、キャリア採用者、部署移動などでチームに加わった新しいメンバーも徐々に仕事に慣れるころですね。一方、入社前に思い描いていた理想と、入社後の現実とのギャップから生まれるリアリティ・ショックを感じる新入社員も多いようです。それを防ぐための「オンボーディング」(新メンバーに組織への定着を促し、即戦力として活躍できるよう育てるプロセス)は、現場にお任せというケースが多く、リーダー職の方は頭を悩ませているのではないでしょうか。
以前のコラムで、海外のオンボーディング事例を取り上げていますが、いずれの企業も会社全体で取り組んでいます。定着率をあげ、早期離職率を下げるには、組織全体でサポートすることが、今後ますます必要になってくるようです。それでは、2024年5月の“グローバル人材の動向(※1)” はどうなったのか、見ていきましょう。

※1 英語・日本語共にビジネスレベル以上の人材に絞った【Daijob.com登録者で求人応募歴あり、スカウト「興味あり」返信歴あり】の動向

【主なトピック】
・前月比は全体的に活発化、特に「営業」が43.5%と大幅にプラス
・前年同月比も全体的に活発化、「電機・機械」「コンサルティング」「クリエイティブ」は40%以上と著しくプラス

前月比は全体的に活発化、特に「営業」が43.5%と大幅にプラス

全体的に活発化し、その中でも20%以上のプラス数値だったのが、「営業」(+ 43.5%)に続き、「アドミン系」(+ 28.2%)、「サービス/リテール系」(+ 27.9%)、「電機・機械」(+23.7%)でした。一方、1月から活発化が続いた「金融/保険/不動産系」は、今回、唯一鈍化した職種となりました。

前年同月比も全体的に活発化、「電機・機械」「コンサルティング」「クリエイティブ」は40%以上と著しくプラス

「電機・機械」(+ 43.1%)、「クリエイティブ」(+ 42.6%)、「コンサルティング」(+ 41.1%)は40%以上と、大幅に活発化しました。コンサルティングにおいては、2024年3月の前年同月比からプラスを更新しています。他方、2023年11月の前年同月比から、「教育/トレーニング/語学系」(- 11.7%)、「アドミン系」(- 4.5%)、「その他職種」(- 10.9%)においては、鈍化傾向が続いてます。

5月は、ゴールデンウイークを挟んだにも関わらず、全体的に活発化しました。その要因として、5月24日に、IT・電機・機械系エンジニアに特化したキャリアフェアを実施。エンジニアのみならず、営業やクリエイティブ系の職種を募集する企業様の出展もあり、プロモーションに力を入れた結果、登録者が増えたと考えられます。「採用見込みの求職者に出会える確率 90%以上」を 7 回連続で達成しているキャリアフェア。ぜひ次回9月、採用施策の一つとして、ご検討ください。

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