コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、日本国内でもリモートワークで働くことが推奨され、人と人が関わる採用業務が難しい状況になっている採用担当者も多いかと思います。コロナの収束後も、リモートワークの導入が進むことが予想されるため、ぜひ今回の事例を今後の採用活動の参考にしてみてください。

①求める人材イメージを詳細まで確認
今回は、Daijob.comがRPO担当としてクライアント企業の採用活動をサポートすることになりました。求人掲載前に、まずはクライアント企業が求める人材について時間をかけてSkypeも利用しながらヒアリングを実行。言語能力、経験、人柄までを把握し、クライアント企業とRPO担当者の間で、採用したい人材について細かい点においても差異がないようにしました。

②電話面談で候補者の絞り込み
求人掲載が始まり、応募とスカウトによって母数を約120名集めることができました。その後、応募者と電話面談を行い候補者の選定を行いました。事前のヒアリングを十分に行ったことで、幅広い視点から人材の絞り込みをすることができました。結果的にRPO担当者から推薦した人材は全員が書類選考を通過し、一次面接へと進みました。最終面接に進んだのは3名になり、3名とも採用可能というクライアント企業も満足できる成果を出せました。

③採用担当者と候補者を安心させる手厚い連絡
選考過程においては、1週間に3回ほど採用担当者と連絡をとり、スケジューリングについてアドバイスを行いました。採用担当者からの質問には、数時間以内に返信するように対応することで、無駄な時間を省き、実際の対面が難しい状況でも採用活動をスピード化することができました。また候補者に対しても、不安にさせることのないように連絡をとり、無事に採用成功となりました。

リモート状況下だからこそ、人材ターゲットをより具体化させてクライアント企業と共通認識を高め、さらに連絡頻度を上げることによって、採用成功ができました。